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J-GLOBAL ID:201702269481420046   整理番号:17A0495318

日本海放射能調査および海洋研究への適用-中央水産研究所「蒼鷹丸」調査航海を例にとって-

Radioactive Monitoring on the R/V Soyo Maru Expedition in the Sea of Japan and Its Applications to Research for Geochemical Cycles
著者 (4件):
資料名:
号: 48  ページ: 63-70  発行年: 2017年03月28日 
JST資料番号: S0712A  ISSN: 1347-7889  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本海は,1986年のチェルノブイリ原発事故,旧ソ連における原潜原子炉事故,放射性廃棄物の投棄,沿岸に立地する多くの原子力発電所からの放射性汚染物質流入の危機にさらされている。本研究では,平常時の放射能モニタリング調査に加え,研究試料の提供,海洋学術研究への適用を含め,放射性核種を利用した研究への適用例を報告する。試料として,CTDにセットした採水器による海水試料,堆積物,生物試料(深海篭網とネット曳き),沈降粒子を採取し,放射能測定の前処理を行った。放射能測定はゲルマニウム検出器によるガンマ線計測で,対象となる核種は137Cs,108mAgなどである。2009~2014年の調査航海で採取された海水試料での研究適用例として,1)ラジウム同位体比からみた対馬暖流の循環,2)ラジウム同位体比からみた日本海固有水の滞留時間,3)日本海における福島原発由来の放射性セシウム,について述べる。福島原発事故による影響に関して,134Csは全試料とも検出限界以下,137Csは震災前と同レベルであり,日本海混合層以深への影響は小さいことが確認された。
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  環境の汚染及び防止 

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