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J-GLOBAL ID：201702269494056523   整理番号：17A0509361

バイモーダル超微細粒α+γと粗大なδフェライトからなる微細組織を持つ中Mn鋼の引張特性

Tensile Properties of Medium Mn Steel with a Bimodal UFG α + γ and Coarse δ-Ferrite Microstructure

著者 (5件)： LEE Seonjong (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  SHIN Sunmi (Korea Inst. of Industrial Technol., Ulsan, KOR) ,  KWON Minhyeok (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  LEE Kyooyoung (POSCO, Jeollanam-do, KOR) ,  DE COOMAN Bruno C. (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 4  ページ： 1678-1700  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 変態区間焼鈍した中Mn鋼の微細組織と特性の関係を調べた。従来の微細組織モデルは変態区間焼鈍したオーステナイト中のCとMnの分配に着目している。しかし,変態区間温度までの昇温中のマルテンサイト中で起こる焼戻し反応とマルテンサイトの結晶学にも影響される。単相超微細粒(UFG)金属合金とは異なり,変態区間焼鈍した超高強度中Mn鋼は歪硬化と成形性の劣化はない。その原因としては,TWIPやTRIPなどの塑性促進効果による場合もある。中Mn鋼はしばしばTRIP鋼と呼ばれるが,変形双晶は歪誘起α’マルテンサイトの形成に先だって生じることが示された。中Mn鋼の顕著な伸びに貢献しているTWIP効果の活動は,オーステナイト相の積層欠陥エネルギーに依存している。

シソーラス用語： *マンガン含有合金 ,  *合金鋼 ,  超微粒子 ,  結晶粒 ,  δフェライト ,  微細構造 ,  *焼なまし ,  高強度鋼 ,  マルテンサイト ,  結晶学 ,  歪硬化 ,  成形性 ,  高合金鋼 ,  TRIP鋼 ,  変形双晶 ,  オーステナイト ,  積層欠陥エネルギー ,  *変態区間熱処理 ,  引張強さ ,  降伏強さ ,  伸び ,  中炭素鋼 ,  結晶粒微細化
準シソーラス用語： TWIP鋼 ,  ひずみ誘起マルテンサイト ,  マンガン鋼 ,  超高強度鋼 ,  超微細粒鋼 ,  *変態区間焼なまし

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 超微細粒 ,  δフェライト ,  微細組織 ,  Mn ,  引張特性