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J-GLOBAL ID：201702269505022564   整理番号：17A0230221

エドテック 2 オープンエデュケーションとエドテック

著者 (1件)： 重田勝介 (北大 情報基盤セ)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 58  号： 3  ページ： 180-183  発行年： 2017年02月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オープンエデュケーションの特徴的な活動とエドテックとの関係について解説した。オープンエデュケーションとは,教育をオープンにして学習機会を促進する活動である。オープンエデュケーションはインターネットを基盤とした活動であり,ディジタルコンテンツを教材として用いることからエドテックとのかかわりが見られる。しかし,オープンエデュケーションの本質は教育をオープンにして学習機会を促進することであり,テクノロジー中心の概念であるエドテックとは異なる。本稿では,オープンエデュケーションにおける再利用を前提とした教育コンテンツ基盤であるOER(オープン教材)について説明した。また,OERやMOOC(大規模公開オンライン講座)による機会均等と教育改善,教育ナレッジの蓄積と共有といったオープンエデュケーションの意義について紹介するとともに,エドテックの可能性を広げるオープンエデュケーションについて述べた。

シソーラス用語： 情報技術 ,  *教育 ,  CAI【計算機】 ,  *技術革新 ,  インターネット ,  遠隔教育 ,  情報公開
準シソーラス用語： *エドテック ,  ICT活用教育 ,  *イノベーション ,  *MOOC ,  *オープン教育リソース

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (5件)：

• 重田勝介:オープンエデュケーションとは-教育の「オープン化」とMOOC-,情報処理,Vol.57,No.1,pp.74-77(Jan.2016).
• Wiley, D.: The Access Compromise and the 5th R (2014), http://opencontent.oro/bloa/archives/3221 (閲覧日 2016.11.15)
• 水野 祐:オープンアクセスとクリエイティブ・コモンズ採用における注意点:開かれた研究成果の利活用のために,情報管理,Vol.59,No.7,pp.433-440(2016).
• 梅田望夫,飯吉 透:ウェブで学ぶ-オープンエデュケーションと知の革命,筑摩書房(2010).
• MITx and HarvardX Dataverse, https://dataverse.harvard.edu/dataverse/mxhx (閲覧日 2016.9.1)

タイトルに関連する用語 (2件)： テック ,  エデュケーション