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J-GLOBAL ID：201702269553086076   整理番号：17A1711836

ベンゾフェノン-3と生殖毒性への曝露:ヒトおよび動物研究の系統的レビュー【Powered by NICT】

Exposure to benzophenone-3 and reproductive toxicity: A systematic review of human and animal studies

著者 (4件)： Ghazipura Marya (New York University (NYU) School of Medicine, NYU Langone Medical Center, New York, NY, United States) ,  McGowan Richard (NYU Health Sciences Library, NYU Langone Medical Center, New York, NY, United States) ,  Arslan Alan (NYU School of Medicine, Departments of Obstetrics and Gynecology, Population Health, and Environmental Medicine, New York, NY, United States) ,  Hossain Tanzib (NYU School of Medicine Department of Pulmonary, Critical Care, and Sleep Medicine, New York, NY, United States)
資料名： Reproductive Toxicology  (Reproductive Toxicology)
巻： 73  ページ： 175-183  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0758A  ISSN： 0890-6238  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンゾフェノン-3(BP 3)としても知られているヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノンはスキンケア及び食品添加物として一般的に使用される紫外線フィルタである。大濃度類似のフェノール化合物が尿,羊水,胎盤組織で検出され,それによって生殖に及ぼすその影響について疑問を投げかけている。本論文の目的は,ヒトおよび動物におけるBP-3の生殖毒性を調べることであった。ヒトでは,研究は高レベルBP-曝露は雄性出生時体重の増加が,雌出生時体重および雄在胎週数の低下に関連していることを示した。魚では,BP-3曝露は産卵,孵化,およびテストステロンの低下,ステロイド産生遺伝子のダウンレギュレーションと共にをもたらした。ラットでは,精巣上体精子濃度の減少と女性の長期発情周期が観察された。これらの正関連性は,BP-3の内分泌撹乱効果の結果として変化したエストロゲンおよびテストステロンバランスに起因すると考えられる。しかし,現在の文献は間および種内の両方での研究で不均一な曝露と転帰測定によって制限され,将来の研究が,研究間のより良い比較を可能にする文献に重要な寄与を可能にする標準化された様式で実施する必要がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *生殖 ,  女性 ,  *ヒト ,  *動物 ,  *生殖毒性 ,  ダウンレギュレーション ,  食品添加物 ,  フェノール類 ,  胎盤 ,  遺伝子 ,  スキンケア ,  ステロイド産生 ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： 精子数 ,  出生体重 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ベンゾフェノン-3 ,  BP-3 ,  生殖毒性 ,  生殖

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： テストステロン

タイトルに関連する用語 (7件)： ベンゾフェノン ,  生殖毒性 ,  曝露 ,  ヒト ,  動物 ,  研究 ,  系統的レビュー