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J-GLOBAL ID:201702269558821039   整理番号:17A1297087

浅間前掛火山12世紀以前の噴火履歴復元の手がかり-御代田軽石を中心とした新知見-

Clue for Reconstructing the Eruptive History of Asama-Maekake Volcano before the 12th Century-New Information Mainly on the Miyota Pumice Fall Deposit-
著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 117-134  発行年: 2017年09月30日 
JST資料番号: G0918A  ISSN: 0453-4360  CODEN: KAZAAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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火山の降下火砕堆積物は風向きにより分布もさまざまであることから古い時代の堆積物について層序を組み立てることが難しい。降下火砕堆積物直下に存する黒色土壌の14C年代を判定する手法により,浅間前掛火山の12世紀以前の噴火履歴の復元を試みた。噴火履歴を高分解能で復元するために,火口の全方向で火口近傍から遠方まで綿密な野外調査をして火砕堆積物の産状記載及び軽石粒子の全岩化学組成を行った。火砕物の降下が稀な卓越風の風下以外の南麓地点(M72)に堆積する御代田軽石(As-My)を含む5枚の軽石層に着目して,堆積物直下の土壌の14C年代測定を行った。測定した年代情報をもとに,南麓以外の方向の地点との対比を行い噴火回数の把握やテフラ分布調査の有効性を検討した。その結果,14C年代は上部から3830yBP,4710yBP,5530yBP(As-My直下),7470±30yBPであり,As-Myの噴出年代はCal BP6300頃であることが分かった。また,M72の活動初期から12世紀までの黒色土壌中に存する火砕物粒子は近年の中小規模噴火の粒子と同様な性質を持っていることから,浅間前掛火山は活動初期から大規模なプリニー式噴火の間に中小規模のブルカノ式噴火を繰り返していたことが分かった。
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分類 (1件):
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火山地質学一般 

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