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J-GLOBAL ID:201702269576838998   整理番号:17A1134528

TGFβ阻害剤の肝細胞癌細胞への標的化送達のためのハイブリッド重合体-蛋白質ナノキャリア(HPPNC)

Hybrid polymeric-protein nano-carriers (HPPNC) for targeted delivery of TGFβ inhibitors to hepatocellular carcinoma cells
著者 (14件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 120,1-11  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌細胞中のTGFβ下流信号を減衰することで抗癌効果を示すTGFβ1経路アンタゴニストを肝細胞癌細胞に効率的に標的化送達するために,重合体-蛋白質ナノキャリア(HPPNC)の利用を検討した。ウシ血清アルブミン(BSA)の粒状凝集を阻止するためのポリエチレングリコール(PEG)を含む緩衝液中でBSAを葉酸(FA)にて機能化することにより,FA-機能化BSAナノキャリアを調製した。アルブミンは肝臓に対して大きな結合親和性をもち,また肝細胞癌細胞の膜上にはFA受容体が過剰発現していることからBSAとFAを使用した。モデル薬物としての,TGFβ1翻訳を阻害する特異的shDNA(SHT-DNA)を担持するプラスミド,siRNAおよびペプチド(P-17)を,それぞれ別々にFA-機能化BSAナノキャリアに積載した。TEM,AFM,蛍光分光法,FTIR,免疫蛍光アッセイ,アガロースゲル電気泳動などによりナノキャリアと薬物積載ナノキャリアの構造,コロイド安定性および表面機能化を調べた。BSA-FAとPEGのデュアル相互作用によりHPPN-FAキャリアを成功裡に調製することができた。このキャリアは,良好な安定性とSHT-DNA,siRNAおよびP-17のカプセル化能を示し,HLF細胞に高効率で取込まれ,薬物を放出することが分かった。
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分類 (4件):
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ポリエーテル  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  医用素材  ,  固形製剤 
物質索引 (1件):
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