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J-GLOBAL ID:201702269591785490   整理番号:17A0140905

排水処理再利用における高回収率システムを目的とした逆浸透膜エレメント

DOW FILMTEC RO Elements for High Recovery Waste Water Treatment and Reuse System
著者 (1件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 33-36  発行年: 2017年01月01日 
JST資料番号: F0900B  ISSN: 0385-1036  CODEN: MAKUD9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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排水処理再利用における高回収率システムを目的とした新世代型の耐汚染性逆浸透膜(RO)エレメントFORTILIFEを解説した。上市しているFORTILIFE4製品の性能や特徴ではCR100が排水回収の初段でRO膜システムにおいて主にバイオファウリング低減の更なる強化を目的に開発され,従来型より圧力損失を大きく低減していることを確認している。XC70及びXC80は濃縮システムへの適用を目的に開発され,高塩濃度原水での濃縮運転に耐え得る膜エレメントの耐圧性,良好な透過水水質を得るために海水淡水化エレメントをベースにしている。XC-Nは多価イオンの阻止能が高く,かつ1価イオンの透過性が良好なNF膜を採用することで,回収率の上昇に加え。透過水側の塩化ナトリウムを有価物として回収することを目的に開発した。実証試験事例では中国の製鉄排水に対して適用しているが,バイオファウリングの影響で薬品洗浄頻度が月1回以上必要になっている。従来品では122日運転で6回洗浄を要したが,CR100では6回の洗浄で190日の運転が可能だった。インドの繊維工場排水に対してはXC70を使用し,運転期間における原水TDSは約30000~40000mg/L,CODCrは約800mg/Lだった。3か月以上運転し,他社膜の系列と同様運転条件で約10barの供給圧力の低減を示した。この運転期間で薬品洗浄なく安定運転を達成でき,3か月に1回未満の洗浄で運転できることを立証した。
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分類 (2件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (5件):
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