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J-GLOBAL ID:201702269612930791   整理番号:17A0492401

高エネルギー物質の信頼できる熱分析技術の追求 ジヒドロキシアンモニウム5,5’-ビステトラゾール-1,1-ジオラート(TKX-50)の分解速度および熱安定性

Pursuing reliable thermal analysis techniques for energetic materials: decomposition kinetics and thermal stability of dihydroxylammonium 5,5′-bistetrazole-1,1′-diolate (TKX-50)
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 436-449  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新しい有望な高性能爆薬ジヒドロキシアンモニウム5,5’-ビステトラゾール-1,1-ジオラート(TKX-50)の熱分解を種々の熱分析技術(熱重量分析,示差走査熱量測定,および加速熱量測定,ARC)を用いて検討した。TKX-50の分解の速度および機構のよりわかりやすい知見を得るために,相補的な種々の熱分析実験を多様な条件で行った。非等温および等温速度を大気圧および低圧(0.3torrまで)において求めた。熱分解の気体生成物を赤外スペクトルによりその場分析し,固体分解生成物の構造をX線回折および走査電子顕微鏡により決定した。分解プロセスの最も重要な中間体としてジアンモニウム5,5’-ビステトラゾール-1,1-ジオラート(ABTOX)を直接同定した。またTKX-50の分解機構におけるビステトラゾールジオール(BTO)の重要な役割をTKX-50とBTOの混合物の熱分解実験により解明した。高エネルギー物質の実際の貯蔵および応用条件に密接なARCデータとの比較により,いくつかの広く使用される熱分析データ処理技術(Kissinger,等転化率,形式的速度解析法など)を個別にベンチマーク評価した。本研究は従来報告されたArrheniusパラメータがいずれもTKX-50の複雑な二段階分解プロセスを適切に記述できないことを明らかにした。対照的に,等転化率法と等温測定の組合せがTKX-50の熱分解の最も信頼できる速度パラメータを与え,優れた性能を持つことを示した。既存の報告とは対照的にARC実験により決定されたTKX-50の熱安定性はヘキソーゲンよりも低く,ヘキサニトロヘキサアザイソウルチタン(CL-20)に近いことを決定した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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分解反応  ,  その他の2ヘテロ原子以上の五員複素環化合物  ,  熱量測定,熱量計  ,  各種爆薬と推薬 
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