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J-GLOBAL ID:201702269702394629   整理番号:17A0747814

バルプロ酸とリチウムMeditate抗炎症作用は調節樹状細胞の分化と機能【Powered by NICT】

Valproic Acid and Lithium Meditate Anti-Inflammatory Effects by Differentially Modulating Dendritic Cell Differentiation and Function
著者 (18件):
資料名:
巻: 232  号:ページ: 1176-1186  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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主にヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)とグリコーゲンシンターゼキナーゼ(GSK)- 3,およびリチウムに対する,主にGSK-3に対する阻害活性を有する阻害活性を有する,バルプロ酸(VPA)は双極性障害の制御のための気分安定薬,抗けいれん薬として臨床では両処方されている。本研究では,VPAとリチウムの免疫調節活性,特に樹状細胞(DC)の分化と機能を比較することである。著者らのデータは,VPAまたはリチウムによる処理はマウスにおいてLPSにより誘導されたコラーゲン誘導関節炎の重症度を軽減できることを確認した。両薬剤は,マウスにおけるLPSチャレンジ後のIL-6およびIL-10の血清レベルを低下させた。VPAとリチウムはヒト単球由来未成熟DCの分化過程におけるIL-6のI群CD1発現と分泌の有意なダウンレギュレーションを誘導し,一方,それらはCD83およびCD86発現,IL-8,IL-10,およびTNF-αの分泌の誘導において異なる。LPS,VPA,リチウムと未熟DCの刺激により両方がIL-6とTNF-αの分泌を減少させた。しかし,リチウムのみがIL-10の産生を有意に増加したが,VPAはIL-8の産生を増加させたが,実質的にIL-10およびIL-23の分泌を低下させた。VPAによる処理はLPS刺激DCの還元容量の結果である炎症反応の促進に重要であることをTヘルパー17細胞の分化を促進した。まとめると,著者らの結果は,VPAとリチウムが異なるT細胞応答を仲介するDCの能力を調節することにより炎症を特異的に調節する可能性があることを示唆しており,それらは,炎症と関係した疾患の治療のための相補的免疫調節効果を提供するかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  細胞生理一般 
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