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J-GLOBAL ID：201702269708263250   整理番号：17A0944387

観光立国を目指した宿泊施設について 8 時代を映す鏡 宿泊施設-宴のあとの利活用の展望-

著者 (1件)： 高井宏之 (名城大 理工)
資料名： 建築と社会  (Architecture and Society)
巻： 98  号： 8  ページ： 28-29  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： F0181A  ISSN： 0912-8182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宿泊施設の動向は時代を映す鏡であり,新業態の登場や栄枯盛衰には,社会・経済や人々のライフスタイルの変化が色濃く映し出される。一方,建築の長寿命化は社会の命題であるが,社会的寿命の短い宿泊施設には特に重要な課題である。今回はその両者をつなぎとめ,昨今の動向を考察したい。近年,シェアハウスの認知拡大とともに我が国でも一般化した宿泊施設型ゲストハウス(以下「ゲストハウス」)の普及,そして観光立国施策と中国経済の発展を背景とした民泊ブームが起きた。ユースホステルの施設数がピークのI/10に減少していることを考え併せると,上記は新たなイメージの宿泊施設として,利用者の心を掴んだと理解できる。2016年のゲストハウスと古民家宿泊施設について,愛知・岐阜・三重の立地動向を調べた。

シソーラス用語： 国家政策 ,  *宿泊施設 ,  *再利用 ,  立地 ,  東海地方 ,  ホテル ,  ライフスタイル ,  空地 ,  資源 ,  町づくり ,  経済 ,  寿命延長 ,  建て替え
準シソーラス用語： 観光立国 ,  観光資源 ,  中国経済 ,  長寿命化

分類 (1件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J)

引用文献 (5件)：

• 高井宏之:泊まる・もてなす(宿泊施設)、建築計画学、 pp.221-230、理工図書、2013年
• 高井宏之:建築の長寿命化に向けた閉鎖された施設の有効利用に関する研究、名城大学理工学部研究報告、第49号、2009年
• 石川美澄、山村高淑:国内における宿泊施設型ゲストハウスの経営と利用の実態に関する研究、都市計画論文集、 Vol.49、 No.2、2014
• 高井宏之ほか:タイプ別ホテル開発運営実務計画資料集、 pp.66-88、綜合ユニコム、1997年
• 高井宏之、藤本秀一ほか:公的宿泊説の有効利用の研究、 日本建築学会・地域施設計画研究29~31、2011~2013

タイトルに関連する用語 (5件)： 観光立国 ,  宿泊施設 ,  鏡 ,  活用 ,  展望