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J-GLOBAL ID：201702269714089848   整理番号：17A1621418

集中分布した植物のための種の豊富さと密度の評価: 固定対変数領域法

Species richness and density evaluation for plants with aggregated distributions: fixed vs. variable area methods

著者 (4件)： PORTELA Rita de Cassia Quitete (Universidade Federal do Rio de Janeiro, RJ, BRA) ,  DOS SANTOS PIRES Alexandra (Universidade Federal Rural do Rio de Janeiro, RJ) ,  BRAZ Maria Isabel Guedes (Universidade Federal do Rio de Janeiro, RJ, BRA) ,  DE MATTOS Eduardo Arcoverde (Universidade Federal do Rio de Janeiro, RJ, BRA)
資料名： Journal of Plant Ecology  (Journal of Plant Ecology)
巻： 10  号： 5  ページ： 765-770  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W2355A  ISSN： 1752-9921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固定と変数領域法をサンプリング活動(個々の横断区でのサンプリングに必要な時間)を用いた効率と種希釈化曲線を用いた精度に関して比較した。モデル分類群として,集中分布することが知られるパームを用いた。パームが属するArecaceae科は183属と約2400種から成り,熱帯地方に広く分布する。ブラジルではArecaceaeについて38属と282種が存在しており,その中の122種は地域固有である。リオデジャネイロ州の大西洋森林で,ヤシ成木を20個の10×30m横断区でサンプリングした。全個体を固定領域法で考慮する一方で,変数領域法についてはそれぞれの横断区で最初の6成木にのみ適用した。これら手法の効率はChao1統計を用いて比較した。また,個々の種に対して,横断区当たりの平均密度と胸高断面積を計算した。種多様性の正確な予想は両法により達成されたが,変数領域法は1/4の個体数と1/2の領域で種の豊富さを特徴づけることが可能であった。変数領域法がパームの様な集中分布する樹木の種の豊富さの迅速でロバストな評価には推奨されることを結論づける。

シソーラス用語： *生物多様性 ,  森林 ,  生息密度 ,  *森林調査 ,  生態系 ,  アブラヤシ
準シソーラス用語： 種の豊富さ ,  森林生態系

分類 (1件)： 植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物 ,  種の豊富さ ,  密度 ,  評価 ,  変数