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J-GLOBAL ID:201702269717262305   整理番号:17A1366958

データ同化

Data Assimilation
著者 (1件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 656-661(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0131A  ISSN: 0453-4662  CODEN: KESEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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データ同化手法として,アジョイント法およびアンサンブルカルマンフィルタについて解説した。流体などの物理現象の数値シミュレーションモデルでは,観測データとつきあわせてみると,推定結果は思うように現実を再現できていないことがある。そのため,本来不要な観測データをシミュレーションモデルによる推定値に“同化” させ,修正した推定値を作成することにする。これがデータ同化である。データ同化手法は,全タイムステップでの変数の同時分布を最大とするような解(MAP解) を求める方法,もしくは各タイムステップでの変数の周辺分布そのものを求める方法の2通りに大別できる。前者は最適化の問題であり,アジョイント法と呼ばれる微分法が用いられる。後者は統計的推測の問題であり,アンサンブルカルマンフィルタなどの逐次型のアルゴリズムが用いられる。本稿では,アジョイント法とアンサンブルカルマンフィルタについて説明した。
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分類 (1件):
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システム同定 
引用文献 (5件):
  • 1) 久保田光一,伊理正夫:アルゴリズムの自動微分と応用(現代非線形科学シリーズ),第3巻,コロナ社 (1998)
  • 2) 上野玄太:アンサンブルカルマンフィルタの実装法(統計数理研究所公開講座資料), 統計数理研究所 (2011)
  • 3) 淡路敏之,五十嵐弘道,池田元美,石川洋一,石崎士郎,一井太郎,印 貞治,上野玄太,碓氷典久,大嶋孝造,蒲地政文,倉賀野 連,小守信正,杉浦望実,高山勝巳,土谷 隆,豊田隆寛,中山智治,平原和朗,広瀬直毅,藤井賢彦,藤井陽介,本田有機,増田周平,松本 聡,万田敦昌,美山 透,望月 崇,渡邊達郎:データ同化 観測・実験とモデルを融合するイノベーション,京都大学学術出版会 (2009)
  • 4) 樋口知之,上野玄太,中野慎也,中村和幸,吉田 亮:データ同化入門 -次世代のシミュレーション技術- (シリーズ予測と発見の科学),第6巻,朝倉書店 (2011)
  • 5) 上野玄太:変分型データ同化:状態空間モデルからアジョイント法へ(統計数理研究所公開講座資料),統計数理研究所 (2015)
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
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