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J-GLOBAL ID:201702269718491182   整理番号:17A0984273

MILI非依存性piRNA新生経路は部分的生殖系列再プログラミングに力を与える

A MILI-indepedent piRNA biogenesis pathway empowers partial germline reprogramming
著者 (11件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 604-606  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マウスでは,細胞質顆粒PIWI蛋白質MILIのエンドヌクレアーゼ活性の選択的消失は小分子RNA(piRNA)増幅を減少させるが,一次piRNA新生は無傷のままであり,IAPのサイレンシングに部分的に機能するMIWI2リボヌクレオ蛋白質(RNP)を結果として生じるが,MILI機能の完全消失は全piRNA新生とPIWI蛋白質MIWI2再プログラミング活性を抑制する。本研究では,非正準の一次piRNA新生がMILIの非存在下で生じ,MIWI2の部分的核局在化と再プログラミング活性が維持されることを報告する。この残存再プログラミング活性は,より重篤なメチル化と精子形成不全がMili-/-よりMiwi2-/-マウスで観察される事実からも裏付けられる。Mili-/-マウスのpiRNA新生は,Drosophilaの段階化された一次piRNA経路に類似する。Drosophilaの段階化piRNA新生はpiRNA増幅の欠如で生じるが,本研究ではMili-/-piRNA集団では段階化を検出できなかった。マウス胎生期の一次piRNA新生はMILIの不在下でも生じ,この残存piRNA経路は生殖系列再プログラミングに寄与すると結論付けた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学  ,  発生と分化 

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