文献

J-GLOBAL ID：201702269737008543   整理番号：17A0910009

グラフェンナノリボンのせん断弾性係数とせん断終局強度に及ぼすアスペクト比の影響【Powered by NICT】

Aspect ratio effect on shear modulus and ultimate shear strength of graphene nanoribbons

著者 (3件)： Ragab Tarek (Arkansas State University, State University, AR 72467, United States) ,  McDonald Julia (Electronic Packaging Laboratory, University at Buffalo, New York 14260, United States) ,  Basaran Cemal (Electronic Packaging Laboratory, University at Buffalo, New York 14260, United States)
資料名： Diamond and Related Materials  (Diamond and Related Materials)
巻： 74  ページ： 9-15  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0498A  ISSN： 0925-9635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,サイズ効果を考慮したグラフェンナノリボン(GNR)後皺寄りのせん断係数とせん断変形挙動に焦点を当てた。アームチェアとジグザグGNRの原子論的モデリングは一定幅10nm,長さ2.5nmから25nmの範囲のGNRの300°Kで行った。結果はリッジ形成が1以下のアスペクト比を持つGNRの45°配向であり,尾根の数がアスペクト比の逆数に等しいことを示したが,より高いアスペクト比のための,リッジ形成方向はGNRの対角方向と一致し,ただ一つのリッジが形成された。斜張力はその極限弾性レベルに達すると,三つの主要な応力緩和現象を報告した。結果は極限弾性応力を越えた応力-ひずみ曲線の平均勾配はGNR長の増加に伴って減少することを示した。領域におけるせん断応力-歪曲線の勾配はジグザグGNRよりアームチェアGNRで常に大きかった。GNRは,広いGNRの破壊前に400%を超える非常に高い塑性せん断歪を支えることができる。せん断係数がGNRのアスペクト比に逆比例することが観測された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *極限強度 ,  計算機シミュレーション ,  剪断歪 ,  *アスペクト比 ,  応力歪曲線 ,  折れ線 ,  *剛性率 ,  *弾性 ,  サイズ効果 ,  剪断応力 ,  モデリング ,  *剪断 ,  応力緩和 ,  剪断係数 ,  塑性
準シソーラス用語： *グラフェンナノリボン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 分子動力学シミュレーション ,  せん断強度 ,  解明 ,  しわ ,  座屈 ,  GNR

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： グラフェンナノリボン ,  せん断弾性係数 ,  せん断 ,  終局強度