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J-GLOBAL ID:201702269753147416   整理番号:17A1378847

カンナビジオールはp38MAPKとp42/44MAPKを活性化することによりCB1依存性経路を介してメラニン形成を上方制御する【Powered by NICT】

Cannabidiol upregulates melanogenesis through CB1 dependent pathway by activating p38 MAPK and p42/44 MAPK
著者 (8件):
資料名:
巻: 273  ページ: 107-114  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0058B  ISSN: 0009-2797  CODEN: CBINA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メラニン形成は紫外線照射及び酸化ストレスのような外部ストレスに対する皮膚の保護において重要な役割を果たしている。本研究では,ヒト表皮メラニン細胞における作用のメラニン形成とその機構に及ぼすカンナビジオールの影響を調べることを目的とした。カンナビジオールはメラニン含量とチロシナーゼ活性の両方を増加することを見出した。小眼球症関連転写因子(MITF),チロシナーゼ,チロシナーゼ関連蛋白質(TRP)-1,およびTRP2のmRNAレベルは,カンナビジオール処理後増加した。同様に,カンナビジオールはMITF,TRP1,TRP2,およびチロシナーゼの蛋白質レベルを増加させた。機構的に,著者らは,カンナビジオールはp38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)とp42/44MAPK,環状アデノシン一リン酸(cAMP)-蛋白質キナーゼA(PKA)シグナル伝達の独立のリン酸化を介してMITFを上方制御することによりメラニン形成を調節することを見出した。添加では,カンナビジオールのメラニン形成効果は,カンナビノイドCB_1受容体により仲介される,CB_2受容体によってではないことが分かった。まとめると,これらの知見は,カンナビジオール誘発メラニン形成はカンナビノイドCB_1受容体依存性であり,カンナビジオールはp38MAPKとp42/44MAPKの活性化により仲介されるMITF遺伝子発現を増加させることによってメラニン形成を誘導することを示した。著者らの結果は,カンナビジオールは外部ストレスに対する保護剤として有用であるかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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酵素一般  ,  ピランの縮合誘導体  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  遺伝子発現  ,  皮膚の基礎医学 
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