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J-GLOBAL ID：201702269776562120   整理番号：17A1193082

四座配位シッフ塩基によって支持されたコバルトの配位子および金属に基づく多電子酸化還元化学

Ligand and Metal Based Multielectron Redox Chemistry of Cobalt Supported by Tetradentate Schiff Bases

著者 (6件)： ANDREZ Julie (Inst. des Sci. et Ingenierie Chimiques Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  GUIDAL Valentin (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA) ,  SCOPELLITI Rosario (Inst. des Sci. et Ingenierie Chimiques Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  PECAUT Jacques (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA) ,  GAMBARELLI Serge (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA) ,  MAZZANTI Marinella (Inst. des Sci. et Ingenierie Chimiques Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 25  ページ： 8628-8638  発行年： 2017年06月28日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遷移金属に触媒される反応のなかで,配位子の酸化還元も含む多電子過程が関心を集めている。ここではサロフェン及びメトキシ置換サロフェンのCo(II)錯体,[Co(サロフェン)]及び[Co(^OMeサロフェン)]のTHF中でのアルカリ金属による還元反応を調べた。1電子還元の生成物はアルカリ金属種により異なり,K還元ではCo(I)錯体を,LiあるいはNa還元では同様なCo(I)錯体からの平衡反応で,サロフェンがC-C結合したCo(II)の二核錯体を与えた。[Co(^OMeサロフェン)]のNaによる2電子還元ではCo(II)及び配位子がともに還元され,三つのサロフェンがC-C結合したCo(I)の三核錯体を与えた。この錯体の反応性を調べ,C-C結合に貯蔵された電子が二酸化炭素を炭酸塩に還元することが可能であることを示した。

シソーラス用語： 配位子 ,  *Schiff塩基錯体 ,  酸化還元反応 ,  *コバルト錯体 ,  *アルカリ金属 ,  *C-C結合 ,  二核錯体 ,  一電子還元 ,  *還元 ,  二酸化炭素 ,  脂肪酸 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  カルボン酸エステル ,  アミノアルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： C-C結合形成 ,  Schiff塩基配位子 ,  シッフ塩基錯体 ,  二電子還元 ,  四座配位子

分類 (3件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  (CF05050D)

物質索引 (1件)： サロフェン

タイトルに関連する用語 (7件)： シッフ塩基 ,  支持 ,  コバルト ,  配位子 ,  電子 ,  酸化還元 ,  化学