文献
J-GLOBAL ID:201702269827527035   整理番号:17A0668581

炭素繊維強化アクリル樹脂複合材料のイオン架橋

Ionic Crosslink of Carbon Fiber Reinforced Thermoplastic Acrylic Polymer
著者 (4件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 114-121  発行年: 2017年05月10日 
JST資料番号: Z0934A  ISSN: 1342-0577  CODEN: NPORF2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
炭素繊維強化熱可塑性複合材料(CFRTP)は軽量・高強度で加熱による二次成形も可能であるため,自動車の構造材料に期待されている。しかし,熱可塑性樹脂は炭素繊維に対する接着性が低いため,CFRTPは炭素繊維/エポキシと比較して強度が低い。著者らはこれまで繊維とマトリックスとの界面接着性を向上させ,高強度の炭素繊維/アクリル複合材料の作製を行ってきた。アクリル樹脂はネットワーク構造を有するエポキシ樹脂と比べて耐溶剤性に乏しいため,適用範囲が限定されている。そこで,高強度と耐溶剤性を兼備する炭素繊維強化熱可塑性アクリル複合材を創成することを研究目的とした。具体的にはイオン結合による擬似架橋の導入を検討した。アクリルマトリックスへのイオン架橋の導入により,アクリル樹脂の弾性率および耐溶剤性は著しく向上した。次いで,このイオン架橋アクリル樹脂をマトリックスとするCFRTPの引張りせん断接着試験および曲げ試験を行った。イオン架橋を有するアクリル樹脂は,未改質CF/PMMAと比較して炭素繊維との接着性が良好で,曲げ強度が高かった。また,このイオン架橋アクリルCFRTPは加熱による二次成形性も兼備していた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アクリル樹脂  ,  高分子固体の力学的性質  ,  自動車材料  ,  橋かけ剤とその触媒 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る