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J-GLOBAL ID：201702269852810485   整理番号：17A0822164

GMAW及びエレクトロスラグ溶接によって得たAISI904L合金肉盛りの評価

Evaluation of the AISI 904L Alloy Weld Overlays Obtained by GMAW and Electro-Slag Welding Processes

著者 (6件)： JORGE Jorge C.F. (CEFET-RJ, Rio de Janeiro, BRA) ,  MEIRA O.G. (Petrobras Petroleo Brasileiro S.A., Rio de Janeiro, BRA) ,  MADALENA F.C.A. (Petrobras Petroleo Brasileiro S.A., Rio de Janeiro, BRA) ,  DE SOUZA L.F.G. (CEFET-RJ, Rio de Janeiro, BRA) ,  ARAUJO L.S. (Universidade Federal do Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, BRA) ,  MENDES M.C. (CEFET-RJ, Rio de Janeiro, BRA)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 5  ページ： 2204-2212  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素鋼板上に作製した904L合金の肉盛りの組織,組成,機械的性質について調査した。エレクトロスラグ溶接(ESW)では3パスで1層を,GMAWでは48パスで3層を作製した。肉盛りの厚さは5mmとした。肉盛り後,溶接後熱処理を施した。組織観察をOM,SEM-EBSDにより行い,硬さ試験と曲げ試験を行った。肉盛り組織は樹枝状晶間に低い割合のσとχ相を含むオーステナイト組織であった。これらの出現を状態図的に論じた。基材と関連した冷却速度の相違により,粗粒溶接熱影響部の組織はESWではベーナイト,GMAWではマルテンサイトが主であった。ESWで作製した肉盛りの硬さはGMAWのそれよりも若干低かった。溶接後熱処理は肉盛りの硬さに大きな影響を及ぼさなかった。溶接法の相違,溶接後熱処理の有無に関わらず曲げ試験では亀裂が発生しなかった。

シソーラス用語： GMA溶接 ,  エレクトロスラグ溶接 ,  *肉盛 ,  鋼板 ,  中炭素鋼 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  ニッケル含有合金 ,  クロム含有合金 ,  厚み ,  焼なまし ,  応力除去 ,  曲げ試験 ,  樹枝状結晶 ,  オーステナイト ,  σ相 ,  χ相 ,  状態図 ,  冷却速度 ,  *溶接熱影響部 ,  結晶粒粗大化 ,  ベイナイト ,  マルテンサイト ,  微小硬さ ,  亀裂発生
準シソーラス用語： 溶接後熱処理

分類 (2件)： 肉盛  (WC07060N) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： GMAW ,  エレクトロスラグ溶接 ,  合金 ,  肉盛り ,  評価