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J-GLOBAL ID:201702269879424156   整理番号:17A1493315

血小板へのリンパ球比(PLR)と好中球へのリンパ球比(NLR)は慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染と関連している【Powered by NICT】

Platelet-to-lymphocyte ratio (PLR) and neutrophil-to-lymphocyte ratio (NLR) are associated with chronic hepatitis B virus (HBV) infection
著者 (8件):
資料名:
巻: 51  ページ: 1-8  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本遡及的研究は,血小板へのリンパ球比(PLR)と好中球/リンパ球比(NLR)の間の関係と慢性H BV感染関連肝疾患(CHB)患者における疾患重症度を調べることを目的とした。CHB患者を遡及的に同定した。172HBV感染患者と40人の健常者のための臨床データを当院の電子カルテカルテデータベースから収集した。HBV関連補償された肝硬変患者(HBV CC患者)は,他の患者(P<0.001)よりも有意に低い平均PLRを有していた。HBV関連非代償性肝硬変患者(HBV DC患者)は,他の患者(P<0.001)よりも有意に高い平均NLRを有していた。CHB患者の全コホートでは,PLRおよび血清HBV DNA(r=0.264, P<0.001)と血清H BeAg(r=0.240, P=0.002)の両方の間に有意な相関が見られた。PLRは有意にHBV CC患者(r= 0.116, P=0.044)とHBV DC患者(r=0.456, P=0.008)の両方で,血清HBV DNAと相関していた。HBV活性キャリア患者(HBV AC患者)では,PLRが積極的に血清H BeAgレベル(r=0.321, P=0.023)と相関していた。HBV DC患者では,NLRは正に血清H BeAgレベル(r=0.372, P=0.033)と相関していた。ロジスティック回帰予測モデルでは,0.392の予測確率カットオフはHBV CCとHBV AC患者間の区別に最高の感度と特異性(感度91.2%,特異性84.0%)を持っていた。2.94のNLRカットオフ値はHBV DCおよびHBV CC患者間の区別に最高の感度と特異性(感度81.8%,特異性88.2%)を持っていた。PLRおよびNLRはCHB患者で循環している血清HBV DNAと血清H BeAgレベルの量を反映した。HBV CCとHBV AC患者間で最も正確に識別PLRと年齢を含むロジスティック回帰モデル。NLRは疾患進行を予測するためにHBV CC患者の経過観察に有用であると思われる。要約すれば,PLRおよびNLRは慢性H BV感染と疾患を効果的に運営するため補助手段を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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白血球,リンパ球  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  免疫反応一般 

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