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J-GLOBAL ID:201702269885152563   整理番号:17A0401366

cis-ビフェントリンはマウスマクロファージにおける免疫毒性を引き起こす【Powered by NICT】

Cis-bifenthrin causes immunotoxicity in murine macrophages
著者 (5件):
資料名:
巻: 168  ページ: 1375-1382  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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合成ピレスロイド(SP)は,哺乳類,ヒト,ヒト健康への潜在的脅威を示すを含む検出された一般的に使用される殺虫剤である。他のピレスロイド,ビフェントリン(BF)は,哺乳類の神経毒性,生殖,肝毒性および腎毒性を有することが示されている。しかし,BFとその機構の免疫毒性に関する研究は限られている。本研究において著者らは,マウスマクロファージ細胞系,生264.7cis BFの免疫毒性を調べることを目的とした。MTTアッセイ結果はcis BF曝露は濃度依存的に264.7細胞のアポトーシスを誘導することを示した。はp53とカスパーゼ-3の発現はアップレギュレーションしたが,Bcl-2の発現はcis BF誘導アポトーシス中にダウンレギュレーションした。さらに,cis BF曝露は,用量依存的に264.7細胞における酸化ストレスを引き起こすことを見出した。興味深いことに,cis BF曝露はLPS刺激に応答するIL-1β,IL-6およびTNF-αの転写レベルの増加を阻害することを見出した。センダイウイルス感染時のIFN-βmRNAレベルの増加はcis BF曝露で遮断されたことを見出した。最後に,cis BF曝露は264.7細胞において,酸化ストレス関連遺伝子のROSレベルと調節不全mRNAレベルを増加させたことを見出した。本研究はマクロファージとその可能な基礎となる機構に及ぼすcis BFの免疫毒性効果を明らかにした。本研究の結果は,cis BF曝露のリスク評価における免疫機能障害を評価する必要性を支持した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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