文献

J-GLOBAL ID：201702269888284862   整理番号：17A0963811

寸法がすべてではない 異なるバインダーから製造した膨張性難燃塗料の残留膜厚と保護特性

Size is not all that matters: Residue thickness and protection performance of intumescent coatings made from different binders

著者 (4件)： MORYS Michael (Bundesanstalt fuer Materialforschung und -pruefung (BAM), Berlin, DEU) ,  ILLERHAUS Bernhard (Bundesanstalt fuer Materialforschung und -pruefung (BAM), Berlin, DEU) ,  STURM Heinz (Bundesanstalt fuer Materialforschung und -pruefung (BAM), Berlin, DEU) ,  SCHARTEL Bernhard (Bundesanstalt fuer Materialforschung und -pruefung (BAM), Berlin, DEU)
資料名： Journal of Fire Sciences  (Journal of Fire Sciences)
巻： 35  号： 4  ページ： 284-302  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： D0766C  ISSN： 0734-9041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼構造高層ビルは近代社会の美の象徴である。しかし,一旦火事になると鋼は500°C以上で弾性率が低下し,自重で圧潰する危険性がある。これを防ぐためと美観を維持するには膨張性難燃塗料を塗布することが最適である。ここではビニルエステル/エチレン,酢酸ビニル/エチレン,酢酸ビニル/アクリルエステルおよび酢酸ビニル/バーサティック酸ビニルエステル(2社から提供された2種類)の計5種類のバインダーを使用して,膨張性難燃塗料の断熱性および発泡性などの評価試験を行った。断熱効果は発泡後の厚さだけに依存するわけではなく,酸化による炭素の逸失が関係していると判断できた。ある1社から提供された酢酸ビニル/バーサティック酸ビニルエステルが良好な成績であった。

シソーラス用語： ビニルエステル樹脂 ,  ポリ酢酸ビニル ,  アクリル樹脂 ,  ポリエチレン ,  カルボン酸 ,  *有機粘結剤 ,  *耐火塗料 ,  断熱 ,  起泡 ,  膨張 ,  *膜厚 ,  保護膜 ,  酸化 ,  炭素 ,  アルケン

分類 (1件)： 塗料の性質  (YJ03020Q)

物質索引 (1件)： エチレン

タイトルに関連する用語 (6件)： バインダー ,  膨張性 ,  難燃塗料 ,  残留 ,  膜厚 ,  保護特性