文献

J-GLOBAL ID：201702269894820252   整理番号：17A1110657

付加価値農作物生産のためのデータベースの活用

著者 (3件)： 清水正則 (常葉大 健康プロデュース) ,  小林裕和 (静岡県大 大学院食品栄養環境科学研究院) ,  小林裕和 (静岡県大 食品栄養科学)
資料名： 明日の食品産業  (Food Industry for Tomorrow)
巻： 2017  号： 9  ページ： 26-32  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： L1826A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農産物における機能性関与成分の含有量を安定的に確保するための栽培条件を現公開データの分析により探ることについて紹介した。まず,ゲノムプロジェクトが生み出すビッグデータについて,植物で用いる各種オミクス解析の特性を図示し,解説した。次に,モデル植物シロイヌナズナのデータベースについて概説した後,アルギニン関連代謝産物について,アルギニン関連代謝系と各種酵素遺伝子発現の塩および乾燥ストレス誘導を,γ-アミノ酪酸(GABA)について,栽培時のストレスによるGABA代謝酵素遺伝子の発現制御,カロテノイドについて,低温ストレスおよび塩ストレス下におけるカロテノイド合成系の遺伝子発現を,それぞれ図示し,解説した。

シソーラス用語： *付加価値 ,  *データベース ,  *食品成分 ,  代謝経路 ,  ストレス ,  *ビッグデータ ,  オミックス ,  *機能性成分 ,  シロイヌナズナ ,  乾燥ストレス ,  栽培条件 ,  カロテノイド ,  *作物生産性 ,  塩分ストレス ,  遺伝子発現プロファイリング ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  アミノカルボン酸
準シソーラス用語： カロチノイド ,  *農作物生産性 ,  低温ストレス ,  塩ストレス ,  遺伝子発現解析

分類 (2件)： 情報処理一般  (JE15010U) ,  植物の栽培一般  (FC01000S)

物質索引 (2件)： アルギニン ,  GABA

引用文献 (3件)：

• 林登志雄: 動脈硬化症とアルギニン,シトルリン. 生化学, 86, 352-359, 2014
• 矢賀部隆史,宮下達也,吉田和敬,稲熊隆博: 野菜と果物の色に宿るチカラ: 野菜や果物に含まれるカロテノイドと疾病の予防,改善. 日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.), 141, 256-261, 2013
• 生駒吉識: 柑橘の機能成分カロテノイドの代謝生理と制御. 日本農学アカデミー会報, 23, 12-20, 2015 http://www.academy.nougaku.jp/annual%20report/kaiho23/3_rondan.pdf

タイトルに関連する用語 (4件)： 付加価値 ,  農作物 ,  データベース ,  活用