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J-GLOBAL ID:201702269981546367   整理番号:17A1783261

冷イオン分光法による電荷溶媒和明らかにされたヒスチジンの高感受性【Powered by NICT】

High Susceptibility of Histidine to Charge Solvation Revealed by Cold Ion Spectroscopy
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資料名:
巻: 56  号: 49  ページ: 15639-15643  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヒスチジンは,固有の分光学的性質と構造が不明瞭であった最後の芳香族アミノ酸を維持した。光フラグメンテーション冷イオン分光法を用いて,気相で分離された,プロトン化ヒスチジンの紫外及び赤外スペクトルを測定した。予想に反して,UV吸収は水溶液中のカチオンのそれに比べて強く赤方偏移したようである。この現象を調べるために,IR配座異性体選択的分光法とab initio量子化学計算を用いて,すべての豊富な配座異性体の構造を解析した。構造の全てにおいて,プロトンはイミダゾール環上に存在する。,後者の電子スペクトルの計算とともに,プロトン化メチルイミダゾール,ヒスタミンおよびヒスチジンの測定したUVスペクトルは,他の芳香族アミノ酸と比較して,プロトンの位置は,その側鎖の局所環境に非常に敏感であるヒスチジンのUV吸収することを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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