文献

J-GLOBAL ID：201702270001218750   整理番号：17A1482454

ほ乳類ノナペプチドは両生類における縄張り行動を活性化する【Powered by NICT】

Mammalian nonapeptides activate territorial behavior in an amphibian

著者 (2件)： Ten Eyck Gary R. (Department of Biomedical Sciences, Homer Stryker M.D. School of Medicine, Western Michigan University, Kalamazoo, MI 49008, USA) ,  Ten Eyck Lily M. (Department of Biomedical Sciences, Homer Stryker M.D. School of Medicine, Western Michigan University, Kalamazoo, MI 49008, USA)
資料名： Physiology & Behavior  (Physiology & Behavior)
巻： 179  ページ： 220-225  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0800B  ISSN： 0031-9384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルギニンバソプレシン(VP)およびオキシトシン(OT)は,哺乳類に存在する二種のノナペプチドであり,生理的及び行動機能の広いアレイを実行した。両生類においてアルギニンバソトシン(VT)は,VPの相同ノナペプチドと仮定し,生理学的および行動を任務としている。VP,OTおよびVT受容体ファミリーの間の構造と機能の関係は類似していることを示した;が,これらの研究を補足していない行動データ。本研究の目的は,哺乳類ノナペプチドVPとOTはVTにより活性化された自然行動症状を活性化するかどうかを決定することであった。VTは広告コーリングと縄張り行動を活性化することがよく知られているためカエルはそのような研究のため特に魅力的である。生息性のカエル,Eleutherodactylus coquiを利用した大規模サンプルサイズ実態調査した。フィールドワークはプエルトリコとハワイの島に発生し,地域(呼び出し)とノンテリトリー(サイレント)雄に焦点を当てた。カエルはそれらの元の位置の圃場でVP,OT,VT(陽性対照),または生理食塩水(対照)の外因性注射を投与し,配置した,挙動が観察された。VPニューロンおよびOTの外因性投与は有意に無症候性男性喧伝鳴声を放出し,縄張り行動を示すことを活性化した。さらに,無症候性男性はコーリング前に新しい領域に移動したが,縄張り性の雄は自分自身のナワバリ内では維持されていた。対照(生理食塩水)雄は正常挙動を示した。これは哺乳類ノナペプチドはカエルのコーリングと縄張り行動を活性化し,ノナペプチドファミリー内の密接な進化的関係を裏付けることを示した最初の研究である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *両生類 ,  ハワイ諸島 ,  受容体 ,  投与 ,  実態調査 ,  *なわばり ,  *哺乳類 ,  男性 ,  現地調査 ,  オキシトシン ,  *ペプチド ,  生理学 ,  ニューロン
準シソーラス用語： 注射 ,  生理食塩水 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： アルギニンバソプレシン ,  オキシトシン ,  アルギニンバソトシン ,  ノナペプチド ,  哺乳類 ,  両生類 ,  E.coqui

分類 (4件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  外皮一般  (EJ11010C) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： ほ乳類 ,  両生類 ,  活性化