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J-GLOBAL ID：201702270023128673   整理番号：17A0478653

下部支線アンカーの腐食傾向及び屋外土壌モニタリング試験結果に関する考察

著者 (4件)： 峯田真悟 (NTT) ,  大木翔太 (NTT) ,  水沼守 (NTT) ,  東康弘 (NTT)
資料名： 防錆管理  (防せい管理)
巻： 61  号： 4  ページ： 137-142  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： G0320A  ISSN： 0520-6340  CODEN： BOKAAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地中埋設して使用する鋼製構造物に下部支線アンカーがある。本研究ではまず,長期間使用した下部支線アンカー実機を回収し,腐食減肉量を部位別に計測した。その結果,下部支線アンカー間で腐食速度のばらつきは見られるものの,地中深くに位置する部位で腐食速度が大きいことが分かった。そこで,屋外土壌における環境因子計測及び鋼材の自然電位モニタリング試験を実施したところ,下部支線アンカーの腐食傾向の発現には,深さ方向の土壌中酸素濃度の差が影響することを裏付ける結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *地中埋設物 ,  *アンカ ,  環境モニタリング ,  土壌 ,  *土壌腐食 ,  腐食速度 ,  エロージョン腐食 ,  因子 ,  鋼材 ,  電位 ,  濃度分布 ,  深さ分布 ,  熱延鋼板 ,  亜鉛めっき ,  溶融めっき ,  亜鉛めっき鋼板 ,  構造用鋼
準シソーラス用語： 土壌モニタリング ,  減肉 ,  環境因子 ,  自然電位 ,  酸素濃度 ,  溶融亜鉛めっき ,  SS400

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  基礎の破壊・補強,擁壁,その他  (RA03100V)

引用文献 (8件)：

• 東康弘、高橋和枝、澤田孝:電気通信用設備材料の省資源化に向けたR&Dの取り組み、NTT技術ジャーナル、vol.1、p.19~23(2015).
• 中村康朗、梶山文夫;土壌中における炭素鋼の交流腐食及びその抑制、材料と環境、vol.46、p.804~809(1997).
• 門井守夫、高橋紹明、矢野浩太郎:金属材料の土壌腐食についての研究(第1報)-土壌に関する基礎的実験-、防蝕技術、 vol.16、p.238~246(1967).
• 小林未子夫、木谷滋、根本力男、堀岡勝彦、金子智、井上裕夫:種々の条件下に土壌埋設したステンレス鋼の自然電位変化と腐食挙動、防蝕技術、vol.38、p.327~332(1989).
• 辻野文三、沖猛雄:土壌中における鋼の腐食挙動とそのモニタリング、表面技術、vol.40、No.5、p.707~708(1989).

タイトルに関連する用語 (6件)： アンカー ,  腐食 ,  傾向 ,  屋外 ,  土壌モニタリング ,  試験