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J-GLOBAL ID：201702270084318568   整理番号：17A0963188

有質量重力における1次エントロピー補正されたAdSブラックホールのP-V臨界

P-V criticality of first-order entropy corrected AdS black holes in massive gravity

著者 (3件)： UPADHYAY S. (Indian Inst. Technol. Kharagpur, West Bengal, IND) ,  POURHASSAN B. (Damghan Univ., Damghan, IRN) ,  FARAHANI H. (Damghan Univ., Damghan, IRN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 95  号： 10,Pt.B  ページ： 106014.1-106014.8  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 負宇宙定数の下での有質量重力における4次元荷電ブラックホール(BH)を考え,BH熱力学の種々の量への熱的ゆらぎの1次(対数)補正を計算した。例えば,この補正の下でのエントロピー,Hawking温度,Helmholtz関数,内部エネルギー,圧力,エンタルピー,Gibbs自由エネルギーを導いた。Helmholtz自由エネルギーの解析により,対数補正は,小さい外部地平線r₊(あるいは高い温度)で重要になり,それが零になる臨界半径が存在することを確証した。また,対数補正は,大きい事象地平線半径のBHの圧力には重要な影響を及ぼさないことも示した。実際,内部エネルギー,エンタルピー,およびGibbs自由エネルギーは,補正パラメータの減少関数であることを示した。熱的ゆらぎの臨界点への影響を調べるため,BHのP-V振る舞いを調べた。その結果,対数補正は,安定相と臨界点が存在するために必要であることを示した。

シソーラス用語： ゆらぎ ,  *量子補正 ,  重力理論 ,  Gibbs自由エネルギー ,  Helmholtz自由エネルギー ,  エントロピー ,  臨界点 ,  安定性
準シソーラス用語： AdS/CFT ,  *ブラックホール熱力学 ,  ヘルムホルツの自由エネルギー ,  熱ゆらぎ ,  *有質量重力

分類 (2件)： 相対論及び重力を含むその他の理論  (BA07050B) ,  場の理論一般  (BF01021K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 有質量重力 ,  エントロピー ,  ADS ,  ブラックホール ,  臨界