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J-GLOBAL ID：201702270128605333   整理番号：17A0922802

マイクロ波照射下のリン酸修飾シリカゲルによる廃PETの解重合

Depolymerization of Waste PET with Phosphoric Acid-Modified Silica Gel Under Microwave Irradiation

著者 (5件)： OHMURA Satoshi D. (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  MUROI Choki (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  SAKATA Hajime (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  WADA Makoto (Tokushima Univ., Tokushima, JPN) ,  MIYOSHI Norikazu (Tokushima Univ., Tokushima, JPN)
資料名： Journal of Polymers and the Environment  (Journal of Polymers and the Environment)
巻： 25  号： 2  ページ： 250-257  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： W0433A  ISSN： 1566-2543  CODEN： JPENFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リン酸修飾シリカゲルを固体触媒として使用する廃棄ポリエチレンテレフタレート(PET)の化学的リサイクルを調べた。リン酸修飾シリカゲルを触媒として廃棄PETをマイクロ波支援解重合した。その結果,触媒が存在しないと解重合が困難であり,PETの解重合のために触媒の役割は必須であった。さらに,この解重合反応は添加剤として少量の水分を必要とした。得られた単量体をNMR,FTIR分光法により同定し,ポリマーの再生のために再使用できた。廃棄プラスチックビンの解重合は僅か5分間のマイクロ波照射により達成された。本研究の廃棄プラスチックの低エネルギーで簡単な化学的リサイクルの方法は,グローバル資源の枯渇と環境問題の観点からポリマー産業に貢献することができる。

シソーラス用語： マイクロ波照射 ,  リン酸 ,  化学修飾 ,  *シリカゲル ,  *高分子廃棄物 ,  ポリエチレンテレフタレート ,  *PETボトル ,  *解重合 ,  触媒 ,  分解反応 ,  添加剤 ,  水分 ,  単量体 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  FTIR分光法 ,  リサイクル

分類 (2件)： 高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロ波照射 ,  リン酸 ,  修飾 ,  シリカゲル ,  PET ,  解重合