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J-GLOBAL ID：201702270134441623   整理番号：17A0236232

実用技術やシステムのいろいろ ご存じ!ソイルセメントを路網整備にさらに活用する-持ち出さない!持ち込まない!そこにある土砂で!-

著者 (1件)： 松村和樹 (インバックス)
資料名： 森林技術
号： 899  ページ： 10-12  発行年： 2017年02月10日 
JST資料番号： G0035A  ISSN： 1349-452X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ソイルセメントとは,主として砂防堰堤等の土木施設の構築に現地発生土砂を有効活用するために土砂礫とセメントを撹拌混合して製造するものである。本稿では,ソイルセメントの活用の現状を次の項目に沿って報告した。1)ソイルセメントの開発背景と現状,2)森林整備事業の現状,3)ソイルセメント工法(INSEM)の特徴,4)ソイルセメントに用いる土砂(現地発生土砂の性状確認,水,セメント),5)国内でのソイルセメント事例(平成28年3月時点で300か所以上),6)林道に用いるソイルセメント(INSEM)としての必要条件,である。ソイルセメント活用のポイントは水和反応による固化の促進と,シリカやアルミナがセメントの水和により生成される水酸化カルシウムとの反応であるボゾラン反応の促進である。

シソーラス用語： *ソイルセメント ,  *土木構造物 ,  *砂防ダム ,  礫 ,  撹拌 ,  水和反応 ,  凝固 ,  林道
準シソーラス用語： 現地発生土 ,  森林整備 ,  土砂

分類 (3件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  土木工学一般  (RC01000E) ,  ダム一般  (RC16010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ソイルセメント ,  路網 ,  整備 ,  活用 ,  土砂