文献

J-GLOBAL ID：201702270163312191   整理番号：17A1456853

敗血症関連臓器不全の病態生理と分子基礎における最近の進歩:新しい治療的意義と課題【Powered by NICT】

Recent advances in the pathophysiology and molecular basis of sepsis-associated organ dysfunction: Novel therapeutic implications and challenges

著者 (4件)： Hattori Yuichi (Department of Molecular and Medical Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Sugitani 2630, Toyama 930-0194, Japan) ,  Hattori Kohshi (Department of Anesthesiology and Pain Relief Center, The University of Tokyo Hospital, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo, 113-8655, Japan) ,  Suzuki Tokiko (Department of Molecular and Medical Pharmacology, Graduate School of Medicine and Pharmaceutical Sciences, University of Toyama, Sugitani 2630, Toyama 930-0194, Japan) ,  Matsuda Naoyuki (Department of Emergency and Critical Care Medicine, Nagoya University Graduate School of Medicine, Tsuruma-cho 65, Showa-ku, Nagoya 466-8550, Japan)
資料名： Pharmacology & Therapeutics  (Pharmacology & Therapeutics)
巻： 177  ページ： 56-66  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0031D  ISSN： 0163-7258  CODEN： PHTHDT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 敗血症は集中治療室に入院する非常に重篤な患者のための最も一般的な理由の一つであり,全体的な診療の進歩にもかかわらず,主要な臨床的問題であり,非常に重篤な患者集団における死亡の主要な原因となっている。敗血症は,全身性炎症反応症候群,確認可能な感染源であると定義されているが,抗炎症治療法を目的とした臨床試験は,敗血症における臨床転帰を改善するための効果的な治療標的を同定するために失敗している。ごく最近,第三回国際コンセンサス定義は,敗血症と敗血症性ショックのための提唱されている。,敗血症は感染に応答した調節不全宿主にによる重篤な臓器障害として定義される。敗血症およびその結果として臓器不全の病因に関与する分子機構のより良い理解は,求められている,従っての転帰改善に導く,致死的臓器不全の進行に関連した分子事象を阻害または制限することを標的とした治療法の開発が緊急に必要である。本レビュー論文では,敗血症における多臓器不全の発生の根底にある可能な病原性機構の概要を提供し,この疾患の治療における有望なとして薬物を検討した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *病態生理 ,  病因 ,  全身性炎症反応症候群 ,  *治療法 ,  *敗血症 ,  ICU【医療】 ,  多臓器不全 ,  *内臓 ,  敗血症性ショック ,  患者 ,  病原性 ,  臨床試験 ,  *細菌感染症
準シソーラス用語： 治療標的 ,  転帰 ,  *臓器障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アポトーシス ,  内皮細胞 ,  炎症 ,  臓器機能障害 ,  敗血症

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 敗血症 ,  臓器不全 ,  病態生理 ,  分子 ,  基礎 ,  治療