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J-GLOBAL ID:201702270180796922   整理番号:17A0417809

ブラシノライドはin vitroで用量依存的にジャガイモの根の生長を増し,塩分ストレスを緩和する

Brassinolide Increases Potato Root Growth In Vitro in a Dose-Dependent Way and Alleviates Salinity Stress
著者 (8件):
資料名:
巻: 2016  号: Biochemistry  ページ: ROMBUNNO.8231873 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ブラシノライド(BR)は根の発生やストレス耐性といった様々な生理的プロセスを調節するステロイド性植物ホルモンである。本研究において筆者らは,ブラシノライド(BL)が用量依存的にジャガイモの根の生長にin vitroで影響することを示した。低濃度のBL(0.1および0.01μg/L)は根の伸長と側根の発生を促進する一方,高濃度のBL(1~100μg/L)は根の伸長を阻害した。根の活性と0.01~100μg/Lの範囲内のBL濃度の間に有意な(P<0.05)正の相関が見られ,BL濃度100μg/Lで,ピーク活性は8.238mg TTC・g<sup>-1</sup> FW・h<sup>-1</sup>であった。更に,50μg/LのBLで処理した植物はin vitroでの生長を通じて塩ストレス耐性の増強を示した。このシナリオ下で,BL処理はジャガイモ苗条における,プロリン含量と抗酸化酵素(スーパーオキシドジスムターゼ,ペルオキシダーゼ,そしてカタラーゼ)活性を増し,マロンジアルデヒド含量を減じた。BLの適用は組織のK<sup>+</sup>/Na<sup>+</sup>比を改善することによりK<sup>+</sup>とNa<sup>+</sup>のホメオスタシスを維持する。従って,筆者らは茎断片からの根の発生や一次根発生に対するBLの効果は用量依存性であり,BLの適用が根の活性,根/苗条比,および苗条における抗酸化能の改善や,ジャガイモの苗条および根におけるK<sup>+</sup>/Na<sup>+</sup>ホメオスタシスを維持することによりジャガイモに対する塩分ストレスを緩和することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物ホルモン 
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