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J-GLOBAL ID:201702270188620794   整理番号:17A1482321

CRFはナイーブとエタノール依存性ラットの扁桃体中心核におけるグルタミン酸伝達を調節する【Powered by NICT】

CRF modulates glutamate transmission in the central amygdala of naieve and ethanol-dependent rats
著者 (9件):
資料名:
巻: 125  ページ: 418-428  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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扁桃体中心核(CeA)における副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)シグナル伝達は,アルコール依存性の発生を駆動すると仮定されている,離脱に関連するエタノール摂取といくつかの不安惹起行動を制御する。興奮性グルタミン酸作動性神経伝達はアルコール補強,耐性と依存性に寄与する。それ故,本研究では,CRFの効果とナイーブとエタノール依存性Sprague-DawleyラットのCeAにおける誘発および自発活動電位とグルタミン酸作動性伝達への受容体サブタイプ(CRF_1とCRF_2)アンタゴニストを調べるためにin vitroスライス電気生理学を用いた。CRF(25 200 nM)は濃度依存的に誘発化合物興奮性シナプス後電位(EPSP)を減少させたが,ナイーブとエタノール依存性ラットの両方のCeAニューロン,還元誘発グルタミン酸作動性応答および増大された小胞グルタミン酸放出を示し同様に微小興奮性シナプス後電流(mEPSC)周波数を増加させることを見出した。CRF誘発小胞グルタミン酸放出はCRF_1/2きっ抗薬(アストレシンB)とCRF_1きっ抗薬(R121919)ではなくCRF_2きっ抗薬(アストレッシン2b)により抑制された。同様に,誘発グルタミン酸作動性反応に対するCRFの効果はCRF_1拮抗作用により完全に遮断されが,CRF_2きっ抗薬の存在下でわずかに減少した。CRF_1拮抗作用は小胞グルタミン酸の持続性促進を明らかにするが,CRF_2拮抗作用は小胞性グルタミン酸放出の持続性抑制を明らかにした。まとめると著者らのデータは,CRFは主にCeA誘発および自発的グルタミン酸放出に対して相反する作用を生成するシナプス前CRF_1で作用し,CRF系はアルコール依存症の発生を通じてCeAグルタミン酸作動性シナプスを調節することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  神経の基礎医学 

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