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J-GLOBAL ID:201702270224311601   整理番号:17A0283001

デヒドロゲナーゼ活性の上昇及び補因子再生によるZymomonas mobilisにおけるフランアルデヒド変換の増強

Enhancement of furan aldehydes conversion in Zymomonas mobilis by elevating dehydrogenase activity and cofactor regeneration
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巻: 10  号: Jan  ページ: 10:24 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:フルフラール(FF)及び5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)はリグノセルロースの希釈酸前処理により産生した2つの主要フランアルデヒド阻害剤であり,それはその後の微生物細胞増殖及びエタノール発酵を顕著に阻害する。Zymomonas mobilisはセルロースエタノール発酵の重要株であるが,FF及び/またはHMFにより顕著に阻害される。先の研究により,Z.mobilisはそれの生来オキシドレダクターゼを含有し,FF及びHMFの変換を触媒することを示すが,対応する遺伝子は特定されていない。結果:この研究により,Z.mobilis ZM4由来のNADPH依存性アルコールデヒドロゲナーゼ(ALD)遺伝子ZMO1771を特定し,それはFF及びHMFの効率的還元をもたらした。Z.mobilisにおけるZMO1771の過剰発現により,FF及びHMFの変換率を顕著に増加し,コーンストーバー加水分解物における細胞増殖の促進及びエタノール生産性の改善をもたらした。さらに,エタノール発酵性能はNADPH利用性の上昇によりZMO1771遺伝子とトランスヒドロゲナーゼ遺伝子udhAの共発現により再び増強された。結論:トランスヒドロゲナーゼ遺伝子udhAとALD遺伝子ZMO1771の共発現により遺伝子改変Z.mobilisは,FF及びHMFの変換率を増強し,リグノセルロースデヒドロゲナーゼのエタノール発酵能力を促進した。この研究で示した結果により,リグノセルロース原料からの効率的エタノール発酵のロバスト性株の構築に関する重要な方法を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  代謝と栄養  ,  酸素複素環化合物一般 

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