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J-GLOBAL ID:201702270273358587   整理番号:17A1464455

アコヤガイ,Pinctada fucataにおけるPifの発現を調節することに関与するdistal-lessホモログ遺伝子の特性化,PfDlx【Powered by NICT】

Characterization of the distal-less homologue gene, PfDlx, involved in regulating the expression of Pif in the pearl oyster, Pinctada fucata
著者 (11件):
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巻: 212  ページ: 51-58  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Distal-less(Dlx)ホメオボックス転写因子は脊椎動物生物学の様々な側面の調節に重要な役割を果たしている。脊椎動物と無脊椎動物では,Distal-lessは高度に保存され,よく研究されている転写因子である。アコヤガイでは,この遺伝子,Dlxの相同体を同定し,完全長c DNAをクローン化した。ゲノム構造解析はPfDlxゲノムDNAは三個のエキソンと二個のイントロンを含むことを明らかにした。それらの推定アミノ酸配列は全てのCrassostrea gigasの同族体と最も高い相同性を示した。組織および発生段階でPfDlx mRNAの解析からは,生殖腺,極体段階,2 4細胞および32細胞で高発現を示した。殻ノッチング後,Dlxの発現の変化は,24時間で最大に達することを示した。共トランスフェクション実験では,PfDlxは有意にPifプロモーターを含むレポーター構築物を活性化した。RNAi技術を用いたにより,P.fucataにおけるDlxのダウンレギュレーションは,走査型電子顕微鏡法における真珠層の発達を有意に破壊しないことを示したが,Pif遺伝子の発現を有意に抑制した。このように,本研究はPfDlxがアコヤガイにおいてPif遺伝子の発現を調節することに関与することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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