抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
北極海航路(NSR)の利活用の動向と今後の方向性について述べた。当面は,ロシア北極圏産の原油・天然ガス,およびその開発に関連する貨物がNSRの主要貨物であろう。NSRはアジア各国がエネルギー調達先の多様化を進めるなかで,選択肢のひとつに加わる可能性がある。耐氷船を持たない日本の船社では,NSRはまだリスクが大きく,市場規模も小さく,船を新造してまで参入する環境にはないと考えるのが大勢である。次の順に述べた。1)21世紀に出現した北極海航路,2)各国の動向,3)地理的・地政学的評価,4)今後の可能性。