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J-GLOBAL ID：201702270281581409   整理番号：17A0716218

腎疾患におけるIL-33/ST2軸の新たな役割

Emerging Roles of IL-33/ST2 Axis in Renal Diseases

著者 (4件)： CHEN Wei-Yu (Kaohsiung Chang Gung Memorial Hospital, Kaohsiung, TWN) ,  LI Lung-Chih (Kaohsiung Chang Gung Memorial Hospital, Kaohsiung, TWN) ,  LI Lung-Chih (Chang Gung Univ. Coll. of Medicine, Kaohsiung, TWN) ,  YANG Jenq-Lin (Kaohsiung Chang Gung Memorial Hospital, Kaohsiung, TWN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 4  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 急性腎障害(AKI)や慢性腎疾患(CKD)などの腎疾患は,世界中の医療制度に大きな影響を与えている。心臓血管疾患と同様に,腎疾患は様々なサイトカインを含む炎症性疾患である。腎障害の主な原因には,虚血や,尿毒症や,菌血症または腎毒性が含まれる。炎症は,腎障害後の重要な成分である。インターロイキン(IL)-33は,上皮バリアー組織および内皮細胞で広く発現され,組織の炎症および修復応答の両方を媒介するIL-1サイトカインファミリーのメンバーである。IL-33は,組織の損傷に応答して核アラーミンとして放出され,その受容体である「suppression of tumorigenicity 2」(ST2)に結合することによって自然免疫および適応免疫応答を誘発する。臨床および実験動物研究からの最近の証拠は,IL-33/ST2軸がCKDや,腎移植片損傷や,全身性エリテマトーデス腎炎およびAKIの病因に関与していることを示している。本レビューでは,様々なタイプの腎疾患におけるIL-33/ST2経路の病理学的および組織修復的役割について議論する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *腎臓病 ,  *インターロイキン ,  IL1受容体 ,  細胞情報伝達 ,  腎臓移植
準シソーラス用語： *インターロイキン33 ,  ST2

分類 (2件)： 泌尿生殖器の疾患  (GM03000L) ,  サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 腎疾患 ,  IL-33 ,  ST2 ,  役割