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J-GLOBAL ID:201702270294026628   整理番号:17A1967567

同種幹細胞の組合せは,心臓再生を促進する【Powered by NICT】

A Combination of Allogeneic Stem Cells Promotes Cardiac Regeneration
著者 (32件):
資料名:
巻: 70  号: 20  ページ: 2504-2515  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0559C  ISSN: 0735-1097  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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自家間葉系幹細胞(MSC)と心臓幹細胞(CSC)の組み合わせは相乗的にはん痕サイズを減少させ,虚血性心筋症における心臓機能を改善する。同種(アロ-)MSCは免疫回避が,同様に免疫系を回避するのにCSCの容量は議論の余地が残っている,同種細胞併用療法(ACCT)の成功を制限する可能性がある。ACCTは免疫反応を誘発することなしに心臓再生を相乗的に促進するという仮説を検証しようとした。実験的虚血性心筋症のゲッチンゲンブタはアロMSC+アロCSC(ACCT:二億MSCs/1百万CSC,n=0~7),二億アロMSC(n=8),百万アロCSC(n=4),またはプラセボ(Plasma Lyte A,n=6)の経心内膜注入を受けるように無作為化した。ブタは,心臓磁気共鳴画像と圧力体積カテーテル法により評価した。免疫応答は,組織学的分析により試験した。ACCTとアロMSCの両方は 11.1±4.8%(p=0.012)と9.5±4.8%(p=0.047)による瘢痕サイズを減少させた。ACCTのみ,MSCまたはCSCではなく,チャンバー体積の増加を相殺による進行中の負のリモデリングを抑制した。重要なことに,ACCTは収縮期機能に最も大きな影響を及ぼし,収縮末期圧-容積関係(+0.98±0.41 mm Hg/ml; p=0.016)を改善した。ACCT群は心臓のいくつかの地域におけるプラセボ群よりもリン酸化ヒストンH3+(有糸分裂のマーカー)心筋細胞(p=0.04),と非心筋細胞(p=0.0002)を有していた。ACCTとMSC処理ブタにおける炎症部位は免疫寛容CD3~+/CD25~+/FoxP3~+調節性T細胞(p<0.0001)を含んでいた。組織学的分析は,心筋細胞壊死が無い低悪性度炎症性浸潤に存在示した。ACCTは有害な免疫反応を伴わない慢性虚血性心筋症のブタモデルにおける心臓再生および左心室機能回復を増強する相乗効果を示した。ヒトへの臨床翻訳が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  細胞生理一般 
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