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J-GLOBAL ID:201702270323487431   整理番号:17A1249670

肺癌に対する癌化学療法剤としてのイミダゾール側鎖を持つクマリン中心銅(II)錯体:DFTに基づく振動解析による分子的洞察【Powered by NICT】

Coumarin centered copper(ii) complex with appended-imidazole as cancer chemotherapeutic agents against lung cancer: molecular insight via DFT-based vibrational analysis
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 57  ページ: 36056-36071  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クマリンは癌腫瘍学のための標的特異的治療薬の設計のためのよく知られている。抗腫瘍化学療法剤としての応用可能性の代わりに,新規クマリン系銅(II)錯体1は6-メチル-3-((キノリン-8-イルイミノ)メチル)-3H-chromene-2,4-ジオン(L)を用いて合成した。1の構造解明は,様々な分光法(すなわち,IR,Raman,UV-可視,EPR),元素分析及び単結晶X線回折によって行った。Raman及びIR B3LYP/DFT振動数計算と組み合わせて,銅部位のドーミングモード振動に重点を置いた格子動力学を特性化した。ドーミングモードを示すRamanおよび遠赤外スペクトルにおける顕著な特徴は35 150cm~ 1160 250cm~ 1と260 700cm~ 1の範囲における振動の他の面外および面内モードが出現した。さらに,CT-DNAとLと錯体1の予備的なin vitro結合研究により,さまざまな生物物理学的技法により行った。結果は部分的インターカレーションモードを経由したL-およびシスプラチン(固形癌を治療するための使用で市販されている)と比較して,1はCT DNAに結合する強くすることを示した。さらに,1のpBR322切断研究はT4リガーゼ再連結により検証加水分解二本鎖開裂パターンを明らかにした。Lと錯体1の細胞毒性活性をMTTアッセイによりヒト肺胞上皮A549癌細胞(ヒト肺癌)における細胞増殖阻害を評価するために行った。興味深いことに,錯体1のIC_50値は4.6±0.3μMである以前に報告されたCu(II)錯体のIC_50値に比較して有意に低いことが分かった。さらに,1の存在下で,活性酸素種(ROS)及びチオバルビツル酸反応物質(TBARS)のレベルは有意な増加を示し,A549癌細胞に及ぼす還元型グルタチオン(GSH)レベルと結合した。このように,結果はROS生成の重要な役割を確認し,Cu(ii)錯体1誘導される細胞アポトーシスを発見し,ロバストな抗癌剤実体として作用する可能性を検証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  各種爆薬と推薬 
物質索引 (1件):
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