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J-GLOBAL ID:201702270347448867   整理番号:17A1639585

肝臓マイクロRNA間のクロストークと肝細胞癌患者におけるWnt/β-カテニン経路【Powered by NICT】

Crosstalk between liver-related microRNAs and Wnt/β-catenin pathway in hepatocellular carcinoma patients
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 144-150  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3449A  ISSN: 1687-1979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌(HCC)はアジアとアフリカが最も多かった世界的に最も一般的な癌の1つである。マイクロRNA(miRNA),非コード1本鎖RNAだけでなく,転写後のクラスは,遺伝子発現を調節するが,HCCで特異的にWnt/β-カテニンシグナル伝達のような細胞機能に影響するシグナル伝達分子に応答する。本研究の目的は,HCC患者におけるWnt/β-カテニンシグナル伝達蛋白質とマイクロRNA発現の間のクロストークを調べることである。30原発性H CC患者と10名の対照被験者の新鮮組織試料を対象とした。13種類のmiRNA(miR10a miR106b miR99a miR148a miR125b miR30e miR183miR155miR199a miR199a3p miR24miR122とmiR-215)の発現レベルをリアルタイムPCR法を用いて調べた。Wnt/β-カテニン経路(β-カテニン,APC,c-myc,サーザビン及びサイクリンD1)に関与する五--蛋白質は免疫組織化学法で分析した。蛋白質発現とmiRNA発現レベルの間の相関を評価した。miR-155とmiR-183のアップレギュレーションは,正常対照と比較してH CC患者で報告されており,このアップレギュレーションは発癌活性を参考にしてmiR-155(p<0.05)の1例における肝硬変と有意に相関した。ダウンレギュレーションはH CCの腫瘍抑制活性を示している11のmiRNAが観察された。miRNA10a,miR 30e,miR-215,miR-125bとmiR 148aは有意にβ-カテニン,APCとc-myc(p<0.05)を含むWnt/β-カテニン経路における重要なプレイヤーの発現と相関していた。詳細な解析から,miR-215は病気のグレードと関連し,miR 125bはHCV感染と関連していることを明らかにした。まとめると,著者らのデータは,HCC進行における重要なメディエーターとしてのmiR-10a,miR 30e,miR-215,miR-125bとmiR 148aの潜在的役割を示した。さらに,Wnt/β-カテニンカスケード蛋白質との会合はH CCにおける新しい治療標的戦略を開発するために利用することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  細胞生理一般 

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