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J-GLOBAL ID:201702270395985795   整理番号:17A1560020

放射線感受性遺伝子シグネチャーおよびPD-L1状態は癌ゲノムアトラス(TCGA)データセットにおける浸潤性乳癌患者の臨床転帰を予測する【Powered by NICT】

A radiosensitivity gene signature and PD-L1 status predict clinical outcome of patients with invasive breast carcinoma in The Cancer Genome Atlas (TCGA) dataset
著者 (4件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 403-410  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3151A  ISSN: 0167-8140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗PD1/PD-L1療法と併用した放射線療法(RT)の臨床的有用性を受ける可能性であろうことを患者群を同定するために,著者らは,放射線感受性遺伝子シグネチャーとプログラム細胞死リガンド1(PD-L1)状態と臨床転帰との関連性を検討した。放射線感受性に関連する同定された遺伝子の特徴を検証し,癌ゲノムアトラス(TCGA)データセットにおける浸潤性乳癌のPD-L1状態を分析した。遺伝子署名を検証するために,1045名の患者を選択し,分割予後に応じて放射線感受性(RS)または放射線抵抗性(RR)指定に基づくコンセンサスクラスタリングアルゴリズムを用いて二クラスターにした。患者もPD-L1の代理としてCD274mRNA発現レベルの中央値に基づくPD L1高またはPD L1低として層別した。RT治療を受けた場合にのみRS群に割り当てられた特許は単変量解析(HR 0.45, 95% CI 0.25 0.81, p=0.008)によるRR群の患者よりも無再発生存のリスク低下(RFS)率を示した。RS群はPD L1高い群と独立して関連し,CD274mRNA発現はRR群よりもRS群(p<0.001)で有意に高かった。PD L1高群では,RS群は多変量解析でRR群(HR 0.37, 95% CI 0.16 0.87, p=0.022)に比べて優れたRFSと関連していた。PD-L1の発現レベルは腫瘍の免疫原性を示す可能性があるので,著者らは,PD L1高群は,より免疫原性腫瘍,放射線誘発免疫細胞死に対してより敏感である可能性を持っていたと推測した。放射線感受性遺伝子シグネチャーの予測値を評価し,この放射線感受性遺伝子シグネチャーおよびPD-L1との関係を述べた。放射線感受性遺伝子シグネチャーおよびPD-L1状態は浸潤性乳癌患者におけるRTの臨床転帰の予測のための重要な要因であったと抗PD1/PDL1療法を併用したRTの恩恵を受ける患者を選択するために使用されるかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞レベルに対する影響 

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