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J-GLOBAL ID：201702270431571073   整理番号：17A1548081

急性脳卒中における体温に対するパラセタモール(アセトアミノフェン)の影響:メタ分析【Powered by NICT】

Effect of paracetamol (acetaminophen) on body temperature in acute stroke: A meta-analysis

著者 (5件)： Fang Junjie (Intensive Care Unit, Ningbo Fourth Hospital, Zhejiang, China) ,  Chen Chensong (Intensive Care Unit, Ningbo Fourth Hospital, Zhejiang, China) ,  Cheng Hongsen (Intensive Care Unit, Ningbo Fourth Hospital, Zhejiang, China) ,  Wang Ren (Intensive Care Unit, Ningbo Fourth Hospital, Zhejiang, China) ,  Ma Linhao (Department of Critical Care & Emergency Medicine, Shanghai Changzheng Hospital, Shanghai, China)
資料名： American Journal of Emergency Medicine  (American Journal of Emergency Medicine)
巻： 35  号： 10  ページ： 1530-1535  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3350A  ISSN： 0735-6757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,急性脳卒中における体温に対するパラセタモール(アセトアミノフェン)の有効性を評価することであった。Medline,Cochrane Central Registerof Controlled Trials,EMBASE,中国生物医学文献データベース,China National Knowledge Infrastructure,および世界保健機関(WHO)International Clinical Trails Registry Platformのは,電子的に検索した。含まれる研究の関連雑誌と参考文献は急性脳卒中における体温に対するパラセタモール(アセトアミノフェン)の有効性に関するランダム化比較試験(RCT)と比較臨床試験(CCT)で検索した。二人の批評家がそれぞれデータ抽出および品質評価を行った。データはコクラン共同計画によるRevMan5.3ソフトウェアを用いて解析した。五の研究が含まれた。急性脳卒中におけるパラセタモール(アセトアミノフェン)の有効性を比較するために,プールしたRR(リスク比)と治療の開始から24時間で体温低下の95%CIは 0.3(95%CI: 0.52~0.08)であった,統計的有意差(P=0.007)であった。一貫して,プールしたRR(リスク比)と治療の開始から24時間でその95%CI体温は 0.22( 0.29, 0.15)であった,統計的有意差(P<0.00001)であった。治療の開始から5日後の体温低下を解析するとき,プールしたRR(リスク比)とその95%CIは0.04(95%CI: 0.20~0.29)であった,統計的有意差(P=0.73)であった。機能的転帰(mRS≦2)分析のために,プールしたRRおよびその95%CIは1.08(0.88, 1.32)であった,統計的有意差(P=0.45)であった。さらに,アセトアミノフェンとプラセボの間の重篤な有害事象の差は0.86(95%CI:0.62~1.2)ではなく,統計的有意性(P=0.27)であった。アセトアミノフェンは急性脳卒中における体温の低下に何らかの好ましい影響を持つことが明らかになったが,機能的転帰を改善し,患者の有害事象を減少させる上で重要な効果を示さなかった。は既にこの主題パラセタモール(アセトアミノフェン)に知られている最も一般的に使用される解熱薬の一つであり,中枢神経系への作用を通じて,体温を低減する能力を持っている。アセトアミノフェンは,急性脳卒中のための体温を減少させるいくつかの能力を示した。アセトアミノフェンは機能的転帰を改善し,急性脳卒中患者の有害事象を減少させることができなかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *メタ分析 ,  患者 ,  低温症 ,  世界保健機関 ,  中華人民共和国 ,  ランダム化比較試験 ,  中枢神経系 ,  比較臨床試験 ,  *体温 ,  ソフトウェア ,  脂肪酸 ,  芳香族アミン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： 有害事象 ,  機能予後 ,  有意差 ,  *急性脳卒中 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アセトアミノフェン ,  急性脳卒中 ,  体温 ,  有効性 ,  メタ分析

分類 (5件)： 科学技術政策・制度・組織  (AA02000O) ,  外皮作用薬の臨床への応用  (GW12020J) ,  循環系の臨床医学一般  (GJ01030V) ,  腫ようの診断  (GE03020J) ,  情報源  (AC03000B)

物質索引 (1件)： アセトアミノフェン

タイトルに関連する用語 (5件)： 急性脳卒中 ,  体温 ,  パラセタモール ,  アセトアミノフェン ,  メタ分析