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J-GLOBAL ID：201702270438901971   整理番号：17A1117528

グルココルチコイド受容体ではなく,鉱質コルチコイド受容体は,モルヒネの中断時のERK経路とCREBの活性化を仲介する【Powered by NICT】

Glucocorticoid receptor but not mineralocorticoid receptor mediates the activation of ERK pathway and CREB during morphine withdrawal

著者 (6件)： Navarro-Zaragoza Javier (Group of Cellular and Molecular Pharmacology, Faculty of Medicine, University of Murcia, Murcia, Spain) ,  Navarro-Zaragoza Javier (Instituto Murciano de Investigacion Biosanitaria (IMIB), Murcia, Spain) ,  Laorden M. Luisa (Group of Cellular and Molecular Pharmacology, Faculty of Medicine, University of Murcia, Murcia, Spain) ,  Laorden M. Luisa (Instituto Murciano de Investigacion Biosanitaria (IMIB), Murcia, Spain) ,  Milanes M. Victoria (Group of Cellular and Molecular Pharmacology, Faculty of Medicine, University of Murcia, Murcia, Spain) ,  Milanes M. Victoria (Instituto Murciano de Investigacion Biosanitaria (IMIB), Murcia, Spain)
資料名： Addiction Biology  (Addiction Biology)
巻： 22  号： 2  ページ： 342-353  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2481A  ISSN： 1355-6215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の研究は,糖質コルチコイドは乱用薬物への中毒の発生に関与することを示唆した。はドーパミン(DA),細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)とcAMP応答要素結合蛋白質(CREB)のような異なるシグナル伝達経路および/または転写因子とこの役割を共有している。しかし,それらの間の関係は完全に解明されていない。本報告では,著者らはさらにNaccにおけるDAターンオーバー,孤束(NTS A_2)の核におけるオピエート離脱によって誘発されたチロシンヒドロキシラーゼ(TH)発現,ERKとCREBりん酸化(活性化)における糖質コルチコイドと鉱質コルチコイド受容体(GRとMR)シグナル伝達の役割を特性化した。GR及びMRシグナル伝達の役割を,選択的GR拮抗薬,ミフェプリストンまたはMRきっ抗薬スピロノラクトン(i.p.)で評価した。ラットは二匹のモルヒネ(またはプラセボ)ペレットを移植した。六日後,ラットは,ナロキソン前ミフェプリストン,スピロノラクトンまたは賦形剤30分で前処理した,TH発現,ERKとCREBリン酸化,DA代謝回転をHPLCと免疫ブロッティングを用いて測定した。グルココルチコイド受容体遮断はERKとCREBのリン酸化とモルフィン離脱により誘発されたTH発現を減弱した。とは対照的に,変化は,MR阻害後に見られなかった。最後に,GRとMR遮断はDAターンオーバーとDA代謝産物生産の両方で見られるモルフィン離脱によって誘発された増加を変化させ,NAccでは増加しなかった。これらの結果は,ERKとCREBリン酸化のみならずNTSにおけるTH発現がGRシグナル伝達により調節されることを示した。本結果はGRはアヘン製剤離脱に関連する嫌悪イベントを改善するための治療標的であることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ターンオーバー ,  *グルココルチコイド ,  キャラクタリゼーション ,  *グルココルチコイド受容体 ,  前処理 ,  ERK【酵素】 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  *CRE結合タンパク質 ,  代謝産物 ,  リン酸化 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  脂肪酸 ,  ステロイド ,  ラクトン ,  スピロ化合物 ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  チオエステル ,  アリル化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  エニン ,  芳香族アミン ,  共役ジエン ,  不飽和アルコール ,  脂環式アルコール ,  第三アミン
準シソーラス用語： アンタゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： CREBりん酸化 ,  DAターンオーバ ,  ERK経路 ,  グルココルチコイド受容体 ,  ミフェプリストン ,  ミネラルコルチコイド受容体 ,  モルフィン禁断症状 ,  NTS A2ノルアドレナリン作動性細胞群 ,  側坐核 ,  スピロノラクトン

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (4件)： モルフィン ,  スピロノラクトン ,  ナロキソン ,  ミフェプリストン

タイトルに関連する用語 (9件)： グルココルチコイド受容体 ,  鉱質コルチコイド受容体 ,  モルヒネ ,  中断 ,  ERK ,  経路 ,  CREB ,  活性化 ,  仲介