抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木材の色は,樹種別,心材・辺材別,早材・晩材別等について,L
*a
*b
*表色系によって表された測定例が存在する。しかしながら,それら木材の色は3断面のどの面について測定したのかが明示されていない。そこで本研究は,異なる樹種において3断面別に色を測定し,各面の特徴を検討することを目的とした。国産材と外国産材の針葉樹と広葉樹(計36樹種)について,3断面を有する試験体(35×35×35mm)を1個ずつ用意した。梢側の木口面,片方のまさ目面,板目面の木表・木裏の4面を,替え刃式平かんなで削った。各面を分光色差計で測定し,木表と木裏の平均を板目面の値とした。全試験体の平均を求めると,木口面は,まさ目面と板目面に比較してL
*が最も小さいが,赤みが強く,黄みが弱いという特徴が見出された。(著者抄録)