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J-GLOBAL ID：201702270507821435   整理番号：17A1153956

平成28年における重要なエネルギー関係事項 I エネルギー需給の現状 3.エネルギー需給に関する業界の動向 3.2 最終消費エネルギー 3.2.3 運輸

著者 (1件)： 渡邊学 (JXTGエネルギー)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 96  号： 5  ページ： 574-575  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年における日本の運輸部門の環境や燃料の需給状態等を概観した。経済産業省の’平成28年度 エネルギーに関する年次報告書’によると平成28年度において運輸部門の燃料消費は最終エネルギー消費の22.7%を占め,旅客部門がその59.7%,貨物部門が40.3%を占めている。消費エネルギーの燃料別構成比はガソリンが55.9%,軽油が30.1%等となっている。輸送用燃料の平成28年の生産量は前年比+0.8%,国内向け販売量は前年比-2.0%となった。ガソリンの生産量は-0.4%,国内販売量はー0.5%であり,軽油の生産量は同じく-2.4%,国内販売量は-0.9%であった。船舶用燃料消費量はA重油が前年比+5.7%,バンカー重油が内航船用は-5.2%,外航船用が+9.6%であった。舶用燃料の硫黄分がIMOのMEPC(海洋環境保護委員会)で論じされてきたが,2020年より0.5%以下とすることが決まった。これに伴い舶用燃料油の供給量の確保と品質についての検討が行われている。

シソーラス用語： 国際海事機関 ,  産業構造 ,  日本 ,  燃料 ,  乗客 ,  貨物 ,  *ガソリン ,  *軽油 ,  数 ,  船舶 ,  重油 ,  燃料油 ,  沿岸航路船 ,  *硫黄分 ,  *法規制 ,  改良 ,  エネルギー供給 ,  エネルギー需要 ,  需要動向
準シソーラス用語： IMO【国連】 ,  運輸部門 ,  輸送用燃料 ,  旅客 ,  販売量 ,  A重油 ,  バンカーオイル ,  内航船 ,  法改正 ,  エネルギー需給 ,  需給動向

分類 (4件)： 燃料油  (YF02072I) ,  道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  水上輸送・サービス一般  (TD01010U) ,  航空輸送・サービス一般  (TE01010X)

引用文献 (3件)：

• 経済産業省, 平成28年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2017),平成29年7月
• 経済産業省, 平成28年 平成28年資源・エネルギー統計年報, 平成29年7月
• 石油連盟統計資料および国土交通省交通関係統計

タイトルに関連する用語 (6件)： エネルギー ,  エネルギー需給 ,  現状 ,  動向 ,  消費エネルギー ,  運輸