高圧水噴霧を用いた銀粉末の作製および特性評価

OGIHARA Takashi; KUBO Toshihiko; ARITA Shigehiro; AOYAGI Nobuyoshi; UEYAMA Ryosuke; HARADA Masahiro; HARADA Akio

文献

J-GLOBAL ID：201702270529879360 整理番号：17A0216456

高圧水噴霧を用いた銀粉末の作製および特性評価

Production and characterization of silver powder created using high-pressure water atomization

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巻： 125 号： 1 ページ： 19-22(J-STAGE) 発行年： 2017年
JST資料番号： U0409A ISSN： 1348-6535 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

銀粉末は,シリコン太陽電池および低温共焼成セラミックの作製において重要である。本研究では,水圧2kg/mmおよび水流速220L/minの水噴霧法により銀粒子を作製した。走査電子顕微鏡解析により,作製した銀粒子は凝集しており,球状,楕円,および不規則形状の種々の形態であることが分かった。体積平均粒サイズおよび標準偏差は,それぞれ8μmおよび4.1μmであった。粉末X線回折により,作製まま銀粉末は単相で,結晶性が高いことが明らかになった。電子プローブX線マイクロアナライザにより測定した銀粉末の酸素含有量は50ppmであった。銀粉末を≦2.5μmのサイズに分級した。900°Cにおける銀ペーストの収縮は25.5%であり,化学還元により得た粉末と同等であった。電気的測定により,900°C,60minで焼結した銀粉末の比抵抗は2.11×10^-8Ωであることが分かった。焼結温度が高く,焼結時間が長いとき,銀ペーストは低い比抵抗を示した。(翻訳著者抄録)

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粉末製造

引用文献 (25件)：

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