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J-GLOBAL ID:201702270562259039   整理番号:17A1149131

光子面(photon surfaces)の拡張とそれらの面積: 静的時空と定常時空

Extension of photon surfaces and their area: Static and stationary spacetimes
著者 (4件):
資料名:
巻: 2017  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U0548A  ISSN: 2050-3911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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静的/定常時空の強重力領域を光子の挙動によって特徴づける新しい概念として,横方向捕獲面(transversely trapping surface:TTS)を提案する。これは静的光子面(photon surface)の拡張である。TTSは静的/定常な時間的曲面Sとして定義され,その空間的断面は,S上の任意の点からSの接線方向に放出された任意の光子はSの上あるいは内部へ伝搬するような閉じたtwo-surfaceである。著者等は静的時空と軸対称定常時空に対してTTSの性質を調べる。特に,ひとつのTTSの面積A0は一定の条件の下で,A0≦4π(3GM)2という制限を受けることを証明する。但し,GはNewton定数,Mは全質量である。TTSと著者等が先に提案した緩捕獲面との間の関係も調べる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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一般相対論及び重力理論 
引用文献 (46件):
  • R. Penrose, Annals N.Y. Acad. Sci. 224, 125 (1973).
  • P. S. Jang and R. M.Wald, J. Math. Phys. 18, 41 (1977).
  • G. Huisken and T. Ilmanen, J. Diff. Geom. 59, 353 (2001).
  • H. Bray, J. Diff. Geom. 59, 177 (2001).
  • K. S. Virbhadra and G. F. R. Ellis, Phys. Rev. D 62, 084003 (2000) [arXiv:astro-ph/9904193] [Search INSPIRE].
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