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J-GLOBAL ID：201702270564470912   整理番号：17A0899221

貴金属・レアメタルのリサイクル技術や環境技術(上)貴金属のリサイクル技術

著者 (1件)： 山口勉功 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 87  号： 8  ページ： 676-683  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 貴金属とは,金(Au),銀(Ag),および白金族金属(PGM)の白金(Pt),パラジウム(Pd),ロジウム(Rh),イリジウム(Ir),ルテニウム(Ru),オスミウム(Os)の計8種の総称である。その需要は,資産や電子機器の触媒などの工業材料として,今後も増加が予想され,使用済みの製品からの回収・リサイクルが重要となっている。本稿では,現在の貴金属リサイクルの流れに基づき,実用化されている貴金属のリサイクルについて原理を交えて紹介した。まず,貴金属リサイクルの工程(評価,回収,精製の3工程に大別される)を説明した上で,貴金属の回収・精製(乾式法と湿式法)技術概要を述べた。次に,湿式法による回収と精製に関して,浸出方法(硝酸や王水),貴金属の回収(吸着,電解採取など),貴金属の精製(溶媒抽出,電解精製),更に,乾式法による回収,銅・鉛精錬を用いた回収(電子部品等)について述べた。最後に,自動車排気ガス浄化触媒からの回収(触媒白金パラジウム)に言及した。

シソーラス用語： *貴金属 ,  *リサイクル ,  評価 ,  回収 ,  精製 ,  白金族元素 ,  金 ,  銀 ,  乾式法 ,  湿式法 ,  浸出 ,  溶媒抽出 ,  電解精錬 ,  銅製錬 ,  イオン交換樹脂 ,  電解採取 ,  吸着 ,  触媒 ,  自動車排出ガス ,  分離精製 ,  *利用 ,  *再利用
準シソーラス用語： 自動車排気ガス ,  鉛精錬 ,  排気ガス

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 貴金属 ,  レアメタル ,  リサイクル ,  環境技術