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J-GLOBAL ID：201702270593210728   整理番号：17A1102972

LIGO重力波事象とパルサータイミングアレイ実験に対するインフレーション原始ブラックホール

Inflationary primordial black holes for the LIGO gravitational wave events and pulsar timing array experiments

著者 (5件)： INOMATA Keisuke (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN) ,  KAWASAKI Masahiro (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN) ,  MUKAIDA Kyohei (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN) ,  TADA Yuichiro (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN) ,  YANAGIDA Tsutomu T. (Univ. Tokyo, Kashiwa, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 95  号： 12,Pt.A  ページ： 123510.1-123510.16  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： LIGOが観測した重力波(GW)信号事象を宇宙インフレーション(I)で生成された原始ブラックホール(PBH)合体として解釈する可能性を議論した。大量のPBHを生成するために原始曲率摂動は十分に大きくならねばならないが,本稿では,他の探索を用いてシナリオを検証した。最近のパルサータイミングアレイ実験は2次効果で生成されたGWに対して厳しい制限を与え,宇宙マイクロ波背景(CMB)観測はCMBスペクトルμ歪みを厳しく制限することを示した。この制限を回避するにはスカラーパワースペクトルが非常に鋭いピークを有さねばならないことを示し,これを実現することができる機構を提示した。

シソーラス用語： *インフレーション宇宙 ,  *ブラックホール ,  検出器 ,  *重力波アンテナ ,  重力波【相対論】 ,  *パルサー ,  宇宙黒体放射 ,  エネルギー密度 ,  パワースペクトル ,  スケール因子 ,  Hubbleの定数
準シソーラス用語： *原始ブラックホール ,  LIGO検出器 ,  パルサータイミングアレイ ,  宇宙マイクロ波背景放射 ,  密度パラメータ

分類 (3件)： 宇宙論  (DB07000D) ,  重力理論の実験的試験及び観測  (BA07040Q) ,  宇宙線起源  (DB02020Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： LIGO ,  重力波 ,  事象 ,  実験 ,  インフレーション ,  原始ブラックホール