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J-GLOBAL ID：201702270662615259   整理番号：17A0971392

アルコールの鎮痛効果:健常被験者における制御された実験的研究の系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Analgesic Effects of Alcohol: A Systematic Review and Meta-Analysis of Controlled Experimental Studies in Healthy Participants

著者 (7件)： Thompson Trevor (Faculty of Education and Health, University of Greenwich, London, United Kingdom) ,  Oram Charlotte (Faculty of Education and Health, University of Greenwich, London, United Kingdom) ,  Correll Christoph U. (Zucker Hillside Hospital, Northwell Health, Glen Oaks, New York) ,  Correll Christoph U. (Hofstra Northwell School of Medicine, Hempstead, New York) ,  Tsermentseli Stella (Faculty of Education and Health, University of Greenwich, London, United Kingdom) ,  Stubbs Brendon (Physiotherapy Department, South London and Maudsley NHS Foundation Trust, London, United Kingdom) ,  Stubbs Brendon (Health Service and Population Research Department, Institute of Psychiatry, Psychology and Neuroscience, King’s College London, London, United Kingdom)
資料名： Journal of Pain  (Journal of Pain)
巻： 18  号： 5  ページ： 499-510  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3161A  ISSN： 1526-5900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルコールの鎮痛特性における長年の信念にもかかわらず,実験的研究は,混合した結果を生成した。このメタ分析は,アルコールは実験的とう痛を減少させるかどうかを明らかにし,そのような効果の大きさを決定することを目的とした。PubMed,PsycINFO,Embaseデータベースは侵害刺激に対する反応とう痛に対するアルコールの定量化された用量の影響を調べる制御研究のための開始2016年4月21日までから検索した。404人の参加者を含む十八の研究は痛みいき値(n=212)と疼痛強度評価の9試験(n=192)の13試験のためのアルコール対非アルコール比較を同定した。標準化平均差(SMD)のランダム効果メタ解析は,アルコールの鎮痛効果のためのロバストな支援を提供した。約0.08%(3 4標準飲料)の平均血中アルコール濃度(BAC)は痛みいき値(SMD [95% CI]=.35 [.17 .54], P=.002)のわずかな上昇,とう痛強度評価(SMD [95% CI]=.64 [.37 .91], P<.0001)中程度に大きな減少,あるいは等価的に,~10ポイントとう痛評価尺度上の1.25点の平均減少をもたらした。さらに,BACの増加は鎮痛増加させた,各0.02%BAC増加減少疼痛強度のとう痛いき値とSMD=0.20でSMD=11の増加をもたらした。出版バイアスの証拠を得たが,統計的補正法は,効果の大きさに及ぼす最小の影響を示唆した。まとめると,これらの発見は,アルコールは疼痛強度の評価,長期の健康に対するその潜在的重要性にもかかわらず持続性疼痛患者におけるアルコール誤用を説明できるにおける臨床的減少をもたらす効果的な鎮痛薬であることを示唆した。臨床疼痛状態に対するこれらの知見を裏付けるためにさらなる研究が必要である。このメタ分析は,アルコールの鎮痛特性,とう痛患者におけるアルコール誤用に寄与する可能性があるのためのロバストな証拠を提供した。最強鎮痛は,低リスク飲酒に対する世界保健機関ガイドライン以上のアルコールレベルの間で起こり,脆弱患者への代替,害の少ない疼痛介入の認識を高める有益であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 疼痛 ,  患者 ,  ロバスト性 ,  *アルコール ,  飲酒 ,  最小痛覚値 ,  *システマティックレビュー ,  データベース ,  *鎮痛作用 ,  *メタ分析 ,  標準化 ,  鎮痛薬 ,  疼痛測定
準シソーラス用語： 疼痛強度 ,  *疼痛緩和 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： キーワード痛 ,  アルコール ,  エタノール ,  鎮痛 ,  レビュー ,  メタ分析

分類 (3件)： リハビリテーション  (GB06000Z) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H) ,  神経系疾患の治療一般  (GN05010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： アルコール ,  鎮痛効果 ,  被験者 ,  実験的研究 ,  系統的レビュー ,  メタ分析