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J-GLOBAL ID:201702270677411558   整理番号:17A0087605

非破壊曲げ試験による木質パネルの耐久性評価

Evaluating the durability performance of wood-based panels by a non-destructive bending test
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 263-269  発行年: 2016年 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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湿潤と乾燥への繰り返し曝露における動弾性係数(Ed)を比較することによって,木質パネルの耐久性を評価した。日本,静岡市においてパネルを1年,3カ月屋外に曝露した。温度増加によって温度が上がると,Ed保持率減少が増加した。同じ相対湿度条件では,温度上昇に伴って木質パネルの劣化は増加する。すべてのパネルにおいて,最高の破壊係数保持率は40°Cにおいてである。温度上昇に伴って,MOR保持率は低下傾向にあった。温度80°Cで,パーティクルボードの(PB)のMOR保持率は10%以下であった。ポリウッド(PW)に比較して,マットフォームドボードの保持率は低下した。PWの結合点は平面であるが,マットフォームドボードでは小さな点である。ボードの結合点は水の侵入で簡単に壊れる。またマットフォームドボードは,加熱・加圧中に強く圧縮されているため,水によって跳ね返りがある。すべてのパネルのEd保持率は2カ月以内に低下した。2カ月後,配向性ストランドボード(OSB)とPWの2タイプのEd保持率は有意には低下しなかった。PBのEd保持率は次第に低下した。湿潤・乾燥処理と屋外曝露試験の両方における同じ試料の劣化挙動は,非破壊の曲げ試験によって把握できた。また湿潤乾燥処理と屋外曝露試験の間で破壊機構の違いはあるが,EdとMORは強く関連していた(R2=0.77)。非破壊試験を用いて,EdからMORを推定することが可能であると示唆された。Copyright 2016 The Japan Wood Research Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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木材の性質・構造  ,  改良木材 
タイトルに関連する用語 (3件):
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