文献

J-GLOBAL ID：201702270740536473   整理番号：17A1127288

SILAR法により成長させたCdOナノ構造に及ぼす界面活性剤としてTritonX-100の役割【Powered by NICT】

The role of Triton X-100 as a surfactant on the CdO nanostructures grown by the SILAR method

著者 (2件)： Aydin Rasit (Department of Physics, Faculty of Sciences, Selcuk University, Konya, Turkey) ,  Sahin Buenyamin (Department of Physics, Faculty of Arts and Sciences, Mustafa Kemal University, Hatay, Turkey)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 705  ページ： 9-13  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ナノ構造CdO膜の構造的,形態的および光学的性質に及ぼす界面活性剤TritonX-100(TX 100)の影響を研究した。成長溶液の0.25 1.0M%のTX-100濃度を有するナノ構造CdO膜の四シリーズは,ガラス基板上に連続イオン層吸着と反応(SILAR)法により作製し,走査電子顕微鏡,表面粗さ,X線回折およびUV-Visによって特性化した。分光法。走査型電子顕微鏡は,粒子の厚さはTX-100含有量の増加と共に増加することを示した。表面粗さ(Ra)測定は,Ra値がTX-100の存在下で減少することを示した。X線回折パターンから,膜の結晶子サイズはTX-100含有量と粒径に平行な増加することを計算した。UV結果は,光学バンドギャップは成長浴中のTX-100含有量の増加と共に減少し,膜の光学バンドギャップ値はTX-100含有量により調整できることを示した。結果は成長浴中のTX-100の量はナノ構造CdO膜の主要な物理特性を調節する上で重要な使命を果たしていることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 走査電子顕微鏡 ,  粒径 ,  光学的性質 ,  X線回折 ,  光学ギャップ ,  キャラクタリゼーション ,  *ナノ構造 ,  吸着 ,  結晶粒径 ,  *界面活性剤
準シソーラス用語： ガラス基板 ,  *SILAR法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 酸化カドミウム ,  TritonX-100 ,  XRD ,  表面形態

分類 (2件)： 半導体薄膜  (BK14040E) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A)

タイトルに関連する用語 (6件)： SILAR法 ,  成長 ,  CdO ,  ナノ構造 ,  界面活性剤 ,  役割